レース展望・予想

転入初戦アグネスチャンスに期待「太子ひまわり特別」（園田競馬）

2015/07/09

9日（木）の園田競馬メイン第10レースに「太子ひまわり特別」（A2・B1、園田競馬場1400メートル）が行われます。

A2を逃げ切っているマイアリエスが回避して一変の激戦レースになりました。そこでJRAから転入初戦◎12 アグネスチャンス（牝5、吉行龍穂厩舎）を本命に推します。JRA2勝は笠松、名古屋の地方コースだったのも強調材料です。初勝利だった13年4月の笠松交流は好位から抜け出しています。500万で3着2回、名古屋の交流2戦目が2勝目です。4コーナーで先頭に立った地元アイビスティをゴール前にハナ差だけですが捕まえました。1000万で2走目後に兵庫入りです。6月22日の能力検査では3番手を進んで差し切っています。JRAラストからプラス35キロの馬体重でしたが、1400メートルで強め・1分33秒4を計時しています。馬体が絞れて当然の時計短縮は必至です。4走前の名古屋交流の初戦では逃げて（2着）いるように先行力もあります。ウェットサンプを追って直線で抜け出すか。

相手筆頭は降級2走目○11 ウェットサンプ（牝5、屋敷和彦厩舎）です。久々の降級だった前走もハナを切りましたが、直線一杯になりました。前走よりは相当に相手には恵まれています。A1を逃げ切りの実績が残っており、外から主導権を奪いペースを落として粘り込みを狙います。

前走で前述したマイアリエスにクビ差まで迫って2着▲9 ショウナンサッチモ（牡6、大石省三厩舎）が今回も直線勝負です。A2昇級後も堅実駆け☆2 アラタシャチョウ（牡5、橋本忠男厩舎）が続きます。A2のペースに慣れたのか、近2走の末脚は光ります。追い込み馬△1 ケンスターハーバー（牡6、飯田良弘厩舎）に前走でB1を勝った昇級馬キセキノチャンス（牝5、茂崎正善厩舎）、ブードゥーロア（セン6、田中道夫厩舎）、アートオブパナシェ（牝6、野田忍厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　12・11・9・2・1（20点）
3連単（ボックス）　12・11・9・2（24点）

太子ひまわり特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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