レース展望・予想

コパノジョージ筆頭に強力な兵庫勢「MRO金賞」（金沢競馬）

2015/07/07

3歳による東海・近畿との交流レース「第59回MRO金賞」（金沢競馬場1900メートル）が、7月7日（火）の金沢競馬メイン第11レースで行われます。

東海地区は名古屋からの1頭ですが、近畿地区の兵庫からは大挙5頭もの参戦があり、いずれも地元勢にとって手強そうな顔ぶれです。その中でも一番実績があるのは◎8 コパノジョージ（牡、兵庫・橋本忠明厩舎）です。園田3歳重賞の菊水賞、兵庫ダービーではいずれもインディウムの2着に敗れていますが、JpnIIの兵庫チャンピオンシップではJRA勢相手に4着とインディウムに先着しています。どんな位置取りからでも伸びてくる安定した差し脚は魅力で、金沢で初タイトルを決めたいところです。

○4 バズーカ（牡、兵庫・田中範雄厩舎）も破壊力があります。東海ダービーを狙い名古屋に一時的に移籍していましたが、その期待通りに混戦となった先行集団を4コーナー外から交わして直線先頭に抜け出しました。今度は金沢での重賞制覇を狙っての参戦ですが、名古屋よりも直線距離が長い金沢コースならさらに長くいい脚が使えそうです。

▲1 バニスター（牡、兵庫・尾林幸二厩舎）も巻き返しを狙います。中央から転入し2連勝で挑んだ兵庫ダービーでは5着でしたが、2周目向正面までハイペースでレースを引っ張り、スピードがあるところを見せました。今の金沢の馬場状態は先行有利なだけに、内枠から再度ペースを握ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

△6 ナニスンネン（牡、兵庫・田中範雄厩舎）も兵庫ダービーで3着、前走のJRA条件交流戦でもクビ差の2着となかなかの力を秘めています。前に行ける足もあるだけに、波乱を呼びそうな一頭です。

兵庫勢には見劣りますが名古屋の△2 ルックスグー（牝、川西毅厩舎）も、東海3歳重賞戦線で健闘しており、展開次第で流れ込みがありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　8⇔4・1・6（6点）
3連単（フォーメーション）　8→4・1・6→4・1・6・2　4・1・6→8→4・1・6・2（18点）

MRO金賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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