レース展望・予想

1F延長も自慢の末脚で2連勝へ! コパノディール「ブラックタイド賞」(門別競馬)

2015/07/08

8日(水)の門別競馬の注目レースは第11レースのJBC協会協賛スタリオンシリーズ馬主賞「ブラックタイド賞」(2歳オープン、門別競馬場1200メートル・外回り)。

8頭立てながら今後も注目すべき素質馬が顔をそろえ、まさしく見逃せない一戦です。注目はやはり、このオープンでも3頭出しで必勝態勢を敷いてきた角川秀樹厩舎。JRA函館2歳ステークスGIII(7月26日)への優先出走権「1枚目」が懸かったウィナーズチャレンジ1競走でまず、3頭出しの結果、見事1~3着を独占。ラスト「3枚目」の切符が懸かった、先週30日の"日本一早い2歳重賞"「栄冠賞」もまたまた3頭出しでワンツーフィニッシュを決めてみせました。

今季の2歳戦線を現状、圧倒的にリードしている角川秀樹厩舎なのですが、今夜のオープン特別も"必殺"3頭出しで臨んできました。中でも注目されるのは、前走1ハロン短い1000メートルの新馬戦で中団前からケタ違いの末脚で鮮やかに差し切り、2着を6馬身ちぎった◎4 コパノディール(牝、角川秀樹厩舎・父エンパイアメーカー)。その弾けるような瞬発力は、末脚勝負になりやすい1200メートルでさらに活きることになるでしょうし、そもそも一旦エントリーしながら取り消した6月2日のJRA認定フレッシュチャレンジの距離は、今回と同じ1200メートルでした。すなわち、陣営はデビューに際して「6ハロンへの適性」を評価していたということであり、デビュー2戦目での距離延長を懸念する必要は全くないでしょう。先行タイプが多い組合せですし、3頭出しの角川厩舎は先行策から新馬を押し切ったユアザスターを行かせて速い流れを作り出すオプションも持ち合わせていますから、道中ほどよく流れての「末脚比べ」になる可能性が高そう。破格の末脚でデビュー2連勝を成し遂げる可能性は十分でしょう。

◯3 スターエース(牡、角川秀樹厩舎・父スターリングローズ)も角川"サンフレッチェ"(毛利家「三本の矢」の故事にちなむ造語)の一角。デビュー2戦目の前走は初の1200メートルで3着止まりでしたが、この距離を一度経験している点ではコパノディールにアドバンテージがあるとも言えます。この顔ぶれに入ればテンのダッシュ力は上位になるだけに、一転先行策からの押し切りもあり得るでしょう。

▲2 ミスミランダー(牝、松本隆宏厩舎・父アッミラーレ)は前走デビュー2戦目のアタックチャレンジで、馬場状態の違いこそあれ走破時計を一気に3秒1も詰め、結果4馬身差の圧勝・初勝利。デビュー戦はオーバーペースの逃げ馬を深追いして結果失速し、大きな差をつけられた(2着)ものの、道中"溜め"の利いた走りみせた前走は、序盤から自分のペースを守って行ければオープンでも通用するだろう着差&パフォーマンスでの4馬身差・圧勝でした。ここまでが勝ち負けの圏内とみます。

3連勝式のヒモ穴で、前出△8 ユアザスター(牡、角川秀樹厩舎・父セイントアレックス)のほか、△7 ナイスヴィグラス(牡、田中淳司厩舎・父サウスヴィグラス)、△6 メイサ(牝、伊藤隆志厩舎・父アッミラーレ)を押さえます。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔3・2(4点)
3連単(フォーメーション) 4→3・2→3・2・8・7・6 3・2→4→3・2・8・7・6(16点)

ブラックタイド賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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