レース展望・予想

距離延長プラスのメモリージルバ「磯ノ木特別」（名古屋競馬）

2015/06/25

6月25日（木）の名古屋競馬メイン第10レースは「磯ノ木特別」（A級2組、名古屋競馬場1800メートル）。

クラスの常連メンバーによる準オープンは、絶対主役不在で、どの馬にもチャンスがありそうですが、前走から距離延長がプラスに作用する◎4 メモリージルバ（牡6、塚田隆男厩舎）から狙いたい。前走のオープン特別は中団位置で見せ場ないまま6着に終わりました。ただ1400メートル戦の忙しい距離に、先行有利な雨馬場も微妙に影響したようです。中間ムードも悪くなく、笠松出張した2走前のオープン特別（9ハロン戦）では鮮やか抜け出して仕留めています。巻き返しに期待だ。

メモリージルバは不発に終わった一方、前走鋭い一撃が光ったのが○8 リバルドホープ（牡7、藤ケ崎一男厩舎）。ずっと後方不発が続いていましたが、1月のオープン特別以来の2着は、好調アップアンカーにクビ差まで迫る勝ちに等しい内容濃いレースでした。1走だけでスランプ脱出かどうか判断しづらいですが、追い掛けたい存在です。

意欲的連闘策で連勝を目指すのが▲3 グロリアスカフェ（牡4、角田輝也厩舎）。好位ですんなり流れに乗れたのと、出張戦で手薄な構成がプラスに働いた前走勝ちですが、3馬身差Vは軽視できません。距離延長も望むところで、勝ち負け必至。

また近況は勝ち馬から僅差の走りで復調ムードが感じられる△1 ノゾミカイソク（牡6、錦見勇夫厩舎）の一発にも注意したいところ。

穴はなかなからしさを取り戻せずにいるものの、同タイプの逃げ馬不在ですんなり主導権が握れる△5 ミヤジチョビ（牡6、今津勝之厩舎）の変身劇。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　4⇔1・3・5・8（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・3・5・8→1・3・5・8　1・3・5・8→4→1・3・5・8（24点）

磯ノ木特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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