レース展望・予想

トライアル快勝のコミュニティ「みちのく大賞典」（水沢競馬）

2015/06/21

21日（日）水沢競馬メイン第10レースは岩手伝統の「第43回一條記念みちのく大賞典」（水沢競馬場2000メートル）。このレースの優勝馬主には種牡馬ルーラーシップの配合権利が提供され、優勝馬にはマーキュリーカップJpnIIIの優先出走権が与えられます。

◎6 コミュニティ（牡5、櫻田浩三厩舎）はトライアル・あすなろ賞を快勝。最内から巻き返したモズをクビ差封じ、今季初勝利を飾りました。これで弾みがついたのは明らかですし、今度はベストとも言える水沢2000メートルが舞台。伝統の一戦を制し、盛岡と水沢を往復する馬運車にコミュニティの名前が刻まれるか。期待が膨らむ一方です。

○8 ケイジータイタン（セン5、村上昌幸厩舎）は今季転入馬の目玉。あっさり2連勝をマークし、2勝目はコミュニティとのマッチレースを制しての1着。シアンモア記念は3着に敗れましたが、忙しいマイルが合わなかった印象。中央時代もダート1700メートル以上で4勝をあげ、距離延長は望むところ。遼馬ナムラタイタンがリタイア中の今、ケイジータイタンにみちのく制覇を託しています。

▲5 モズ（牡8、佐藤祐司厩舎）は芝2400メートル・かきつばた賞で鮮やかな逃げ切りを披露。気性難のため好、凡走の落差が激しいタイプでしたが、今季1勝2着3回。レースに集中するようになって安定感が出てきました。マイペースに持ち込めば驚異の粘りを発揮します。

△1 ワットロンクン（牡4、千葉幸喜厩舎）は約4カ月半ぶりの実戦をモノともせず1着。休み明けを叩かれて変わり身を見込めます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　6→1　（ボックス）　5・6・8（7点）
3連単（フォーメーション）　5・6・8→5・6・8→1・5・6・8（12点）

一條記念みちのく大賞典の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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