レース展望・予想

さらに上積みホッコーエイコウが決める「大日本プロレスカップ」（園田競馬）

2015/06/19

19日（金）の園田競馬メイン第10レースに「大日本プロレスカップ」（B2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

メインに予定されていた準オープンA2は7頭立てのために第6レースに変更されました。兵庫サマークイーン賞を目指して2カ月半ぶりトーコーニーケの走りが注目されます。

さて、新メインは上から4つ目のクラスB2です。上昇馬、降級馬が入り混じって難解なレースが多いクラスです。本命は上昇馬から◎12 ホッコーエイコウ（牡4、山口浩幸厩舎）を選びました。JRAの3歳新馬戦（小倉芝2000メートル）4着、デビュー4戦目で初ダートだった小倉1700メートルを好位から伸びて2着惜敗でした。逃げ切ったダンツトゥルースにクビ差まで迫っています。JRAは未勝利で4月から兵庫所属です。C2を楽々と連勝し、C1昇級初戦はスタートひと息、先に動いたプリンセスミユキの3着と園田で初の敗戦でした。前走はそのウサを晴らしました。中位を進んで3コーナー手前からスパートして、一緒に動いたシスターバリューを4馬身ちぎりました。今回は昇級戦ですが、スタートひと息なタイプに大外枠は大きな援軍です。前走の内容、時計からB2でも十分に通用します。前走と同じようなレースで連勝が濃厚です。

馬券的には2、3着争いに絞られそうです。その相手筆頭は逃げの○5 マイアヴァロン（牡6、盛本信春厩舎）です。1400メートルのA1（A2混合）を逃げ切った実績があります。スタートに不安があった頃がありましたが、近況は決まっています。前走も逃げてサンレイフレンチの0.2秒（半馬身＋半馬身）差3着に粘っています。スタートさえ互角なら今回は前走以上に楽な逃げです。

C2を連勝後に再転入したJRAから帰ってきた▲6 サンライズシルバー（牡5、柏原誠路厩舎）、降級で末脚器用な☆9 ミライヘノカゼ（牡6、住吉朝男厩舎）、内枠を生かして積極策の田中学騎手・△2 プリンセスミユキ（牝4、中塚猛厩舎）などが連争いの候補です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　12・5・6・9・2（20点）
3連単（ボックス）　12・5・6・9（24点）

大日本プロレスカップの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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