レース展望・予想

センゴクイチが軽量生かす「ゴールドトロフィー」（ばんえい帯広競馬）

2015/06/15

6月15日（月）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「ゴールドトロフィー」（3歳以上選抜）が行われます。

別定重量戦で、最軽量が610キロのセンゴクイチ、トップハンデ670キロがイッキフジで、その差は最大で60キロと大きいです。メンバー中に勢いのある若馬が多く、スタートから厳しい流れになるのは必至。軽量馬に有利な展開となりそうです。

◎5 センゴクイチ（牝4、久田守厩舎）を本命に推します。4歳限定戦のすずらん賞優勝馬です。障害を4番手で切ってから、逃げるカイシンゲキを並ぶ間もなく差し切った末脚の切れで強いの一語。その後の2戦は、アアモンドマツカゼの1秒3差の3着、前走ライラック賞もアアモンドセブンの2秒4差の4着と僅差です。選抜戦での別定重量で、最軽量の610キロでの出走はすずらん賞当時と同量です。軽量を生かしての逃げ切りが期待できます。

○6 アアモンドセブン（牝4、小林長吉厩舎）620キロが対抗です。前走ライラック賞1着で、今季5戦目で未勝利を脱出した快速馬です。先行力も障害力もある馬ですが、あまり忙しい競馬になると自分のペースで競馬ができなくなる線の細さも。ライラック賞では、道中の折り合いも良く、持ち味を生かせたといえます。今回も自分の競馬ができさえすれば連勝の期待も掛かります。

▲7 カンシャノココロ（牡4、坂本東一厩舎）640キロが3番手。前述2頭と同型といえる先行タイプですが、決め脚に欠けるところがあり、叩き合いになった時には、競り負けることが多いのが弱点といえます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　5→6・7・9・2（4点）
3連単（フォーメーション）　5→6→7・9・2（3点）

ゴールドトロフィーの出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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