レース展望・予想

小回り水沢課題もロケットボール「平庭闘牛大会つつじ場所賞」（水沢競馬）

2015/06/13

今週13日（土）から戦いの舞台は水沢。前開催終了後、馬場改修に着手。その影響で追い切りタイムもかかっていましたが、金曜夜は雨予報。どの馬に有利になるのか正直、手探り状態。当日の馬場傾向をいち早く把握することが勝利への近道です。メイン第10レースは、「平庭闘牛大会つつじ場所賞」（B1級二組、水沢競馬場1600メートル）。

◎10 ロケットボール（牡4、菅原勲厩舎）は南関東C1から転入。北海道、南関東でそれぞれ1勝のみでしたが、羽田盃8着の実績があり、転入初戦で豪快なまくりを決めて圧勝。2着に9馬身もの差をつけました。今度の舞台は小回り水沢。コース対応が最大課題となりますが、絶対能力でカバー。ここで前回の再現ができれば将来も約束されました。

○2 ピースワントゥルー（牡5、小西重征厩舎）は前走5着に敗れ、転入後初めて馬券対象から外れました。とは言え、タイム差は0秒5ですから評価ダウンにはならないはず。加えて水沢は＜4.1.1.0＞と適性は間違いなく盛岡より上。前回の雪辱に燃えています。

▲6 スパンコール（牝4、瀬戸幸一厩舎）は牝馬特有の切れが持ち味。展開に左右されるのは追い込み馬の宿命ですが、今季1勝2着2回の好成績。しかも前に行きたいタイプがそろいハイペース模様必至。鮮やかな末脚を披露するか注目です。

△11 マンセイグレネード（牡5、櫻田浩樹厩舎）も同様に届かないレースが続きますが、直線確実に台頭。決め手勝負なら引けを取りません。

△1 ジャイアントスター（牡4、瀬戸幸一厩舎）は前走、好位から早々と失速しましたが、自分の競馬ができなかったのが敗因。スンナリの流れなら軽視できません。

＜おすすめの買い目＞
馬単　10→2・6・11・1　2・6→10（6点）
3連単（フォーメーション）　2・10→2・6・10・11→1・2・4・6・10・11（24点）

平庭闘牛大会つつじ場所賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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