レース展望・予想

臨戦過程も魅力、ミトノレオ「東海ダービー」(名古屋競馬)

2015/06/05

6月5日(金)の名古屋競馬メイン第11レースは「第45回東海ダービー(SP1)」(3歳、名古屋競馬場1900メートル)。

北陸・東海の3歳チャンピオン決定戦に、今年は金沢からの参戦はありませんが、フルゲート12頭が、世代頂点を目指し、初の距離1900メートル戦に挑みます。

多くの馬に魅力を感じますが、安定した末脚がセールスポイントの◎7 ミトノレオ(牝、川西毅厩舎)が連軸にふさわしい。詰めの甘さもありますが、2走前の新緑賞をハナ差しのいで重賞初制覇。前走は遠征した水沢の重賞・留守杯日高賞で銀メダル獲得と、持ち前の末脚が好調です。流れや相手、コースを問わず常に勝ち負けし続ける安定勢力で、ここを見据えた好ムードの臨戦過程も魅力になります。

もちろん人気は、ダービートライアルの駿蹄賞を8馬身差で圧勝した○12 ハナノパレード(牝、迫田清美厩舎)。追いかけた先行勢が総崩れした快速スピードは飛び抜けた存在とも言えます。ただ前走後、激走の反動から疲れが出たのか、稽古や追い切りの動きに精彩を欠き、評価をあえて下げましたが、さて。

▲2 ブラックスキャット(牝、原口次夫厩舎)も差はわずか。馬込みや折り合い面に心配がなく、距離延長を一番歓迎しそう。近況は勝ちきれていませんが、1月の新春ペガサスカップで見せた、ここ一番の決め脚再現といきたい。

△4 アナザーデイ(牝、今津勝之厩舎)の駿蹄賞8着は、勝ち馬ハナノパレードを積極的に追った展開負けとも言えます。先行力や粘りに定評があり、自分の競馬ができれば、変身があっても驚けません。

また、レベル高い兵庫から転入した△9 バズーカ(牡、川西毅厩舎)は3走前にハナノパレードに完敗しましたが、好ムードでの移籍。不気味さが漂っています。

<おすすめの買い目>
馬単(マメチ) 7⇔2・4・9・12(8点)
3連単(フォーメーション) 7→2・4・9・12→2・4・9・12 2・4・9・12→7→2・4・9・12(24点)

東海ダービーの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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