レース展望・予想

ケージーヨシツネの3連勝なるか「水無月賞」（佐賀競馬）

2015/06/27

27日（土）佐賀競馬メイン第9レースは「第3回水無月賞」（オープン(A1A2級)、佐賀競馬場1400メートル）。優勝馬に吉野ヶ里記念（7月26日）の優先出走権が与えられます。

◎10 ケージーヨシツネ（牡7、井樋明正厩舎）は、JRA1600万円以下条件から佐賀へ転入し、1400メートルで行われた高千穂峰賞（5月2日）、九千部山賞（5月30日）のA級S2重賞を2連勝しています。両レースともに2着馬との着差は半馬身（コンマ1秒）でしたが、前走の九千部山賞はエスワンプリンス（4着）ら、佐賀A級の短距離巧者が集結したレース。今回はA級の中距離路線を進んできた馬が出走し、初対戦となる馬も多数いますが、短距離適性を考慮すれば相手関係はむしろ前走より楽になっており、3連勝で吉野ヶ里記念へ駒を進める可能性は高そうです。

○7 コパノエクスプレス（牡5、東眞市厩舎）は、前走は多良岳特別（6月14日、1400メートル）に出走。九千部山賞上位4頭の出走がなく、やや相手関係に恵まれた印象はありましたが、逃げを打って直線で抜け出す危なげないレース運びでホーマンベルウィンに1馬身半（コンマ3秒）差を付けて勝利しています。ケージーヨシツネとは同馬の転入初戦だった高千穂峰賞で対戦し、同馬からコンマ3秒差の3着に敗れていますが、逆転する力量は十分持っています。

▲4 マイネルパルフェ（牡7、山田義人厩舎）は、近走は中距離路線へ出走し、3走前と前々走を勝利しています。1400メートルは今年1月の有明海特別（1着）以来の出走となりますが、昨年の吉野ヶ里記念3着など、この距離でも豊富な上位実績があり、一角崩しまで期待したいところです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（フォーメーション）　10・7→10・7・4（4点）
3連単（フォーメーション）　10・7→10・7・4→10・7・4（4点）

水無月賞の出走表はこちら

（文／上妻輝行）


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