レース展望・予想

◎インディウム、○ジョージの3着探し「兵庫ダービー」（園田競馬）

2015/06/04

4日（木）の園田競馬メイン第10レースにダービーウイーク2015第5戦「第16回兵庫ダービー」（3歳定量、園田競馬場1870メートル）が行われます。

関東オークスJpnIIに遠征予定のトーコーヴィーナスが不在なら◎2 インディウム（牡、田中範雄厩舎）の菊水賞再現が濃厚です。2歳ラストの園田ジュニアカップでトーコーヴィーナスを破ってデビューから無敗4連勝を達成。明けて今年も3歳オープン（A・B混合）を2連勝後が菊水賞でした。今回と同様にトーコーヴィーナスが不在。ハナを争ったオトコギ、グレイスマアナ（牡、栗林徹治厩舎）の3番手を進んで3コーナー手前から仕掛け4コーナーで先頭に立ってコパノジョージ以下を抑えて7連勝で3歳の1冠目を奪取しました。続く前走は予定していた3歳オープンが不成立になったために、兵庫チャンピオンシップJpnIIへは急遽の出走でした。初めてモマれる競馬に向正面から行く気をなくしてコパノジョージにも先着を許す5着と初敗戦でした。巻き返しの一戦ですが、無敗制覇を狙っていた兵庫ダービーだけに仕上げは万全です。好位を進んで直線で抜け出すでしょう。

前走の兵庫チャンピオンシップで3馬身先着の4着○7 コパノジョージ（牡、橋本忠明厩舎）が、菊水賞からの距離延長で逆転を狙います。JRAから転入3走目から3歳C1、Bを連勝した勢いで菊水賞に挑戦。4番手から必死にインディウムを追いましたが2馬身差が精一杯でした。続く兵庫チャンピオンシップでは向正面から仕掛けて3コーナーでは3番手で、JRA勢に直線で捕まりましたが、インディウムには先着しています。上昇度、距離などから逆転の可能性も皆無ではありません。

この2頭に続く3番手とは大きな差がありそうです。菊水賞を逃げて3着▲9 オトコギ（牡、高馬元紘厩舎）、菊水賞には出走していませんがスピード馬☆1 マキシマムカイザー（牡、小村正也厩舎）などが候補です。オトコギは門別でデビュー勝ち、金沢1勝後に兵庫へ転入しました。菊水賞後の3歳オープンを逃げ切っています。マキシマムカイザーは門別2勝、兵庫に移籍後は9戦5勝ですが、距離克服がカギのようです。ほか、JRAから転入後2連勝△11 バニスター（牡、尾林幸二厩舎）に未知の魅力があります。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2→7　7→2（2点）
3連単（フォーメーション）　2→7→残り10頭（10点）

兵庫ダービーの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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