レース展望・予想

マイペースの運びでダービー前哨戦Vへノボリクリーン「ローズキングダム賞」(門別競馬)

2015/05/06

6日(振・水)の門別競馬メイン第11レースは、北海優駿(ダービー)トライアル「ローズキングダム賞」(3歳オープン、門別競馬場1700メートル・外回り、20時40分発走予定)。JBC協会協賛スタリオンシリーズで、2着までに北海優駿(ダービー)優先出走権が付与されます。

昨年このトライアルを快勝したヤマノミラクルが、勢いそのままダービーも制したことで非常に注目度の高い一戦。昨年までは一冠目「北斗盃」が1200メートルのスプリント戦だったことで、1700メートルのトライアルは非常に意義も大きかったわけですが、新たに「内回り」が設置された今シーズンから「北斗盃」が1600メートル内回りに変わったことで、今後はまた新たな傾向が浮かび上がってくることでしょう。

そんなダービーTRですが、中心に期待は北斗盃4着(ここ出走の中では最先着)から駒を進めてきた◎3 ノボリクリーン(牡、田中正二厩舎・父タイキシャトル)。その北斗盃は、決して有利とは言えない内回り1600メートルの大外枠が当たってしまい、レースでも最後まで主導権を握れずじまい。結果ハナを切ったのが実績断然の圧倒的1番人気オヤコダカでは「完敗」も当然の結果だったでしょう。今回はその条件が一気に好転し、1700メートル外回りの内め3番枠。前で攻めるタイプの同馬には願ってもない好条件で、ここは先行策からの早め抜け出しが功を奏すだろうとみます。

相手筆頭には、叩き2戦目の○8 サクセスストーリー(牡、角川秀樹厩舎・父モエレプルトス)を抜擢。まさしく典型的な追い込み馬で、前走「北斗盃」の完敗は「休み明け初戦」「内回り1600メートル」「最内枠」のいずれもが全くフィットしなかったものでしょう。「叩き2戦目」「外回り1700メートルへのコース替わり」に「スムーズに進出できる少頭数の大外枠」と、すべてが真反対に好転した今回は巻き返し必至の存在でしょう。

2歳時、遠征の水沢「南部駒賞」3着など実績ではメンバー中ダントツの▲4 フジノサムライ(牡、米川昇厩舎・父スクリーンヒーロー)は、前走「北斗盃」8着大敗がどうにも解せないところ。ですが、潜在能力があんなものでないのはハッキリしています。実績ある外回りに替わり、道中気分よく追走できれば激変の1着ゴールも十分に期待できるはずです。

冬場、東海→南関東で実績、距離経験とも積み重ねて帰ってきた△2 アナモルフォーシス(牝、小野望厩舎・父シニスターミニスター)までを連対候補とし、3着候補のヒモ穴には素質は十分オープンにも届くだろう×1 アベニンバード(牡、角川秀樹厩舎・父エアジハード)、下級条件を快勝して勢いある×6 プリサイスサンデー(牡、伊藤隆志厩舎・父プリサイスエンド)を拾います。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 3⇔8・4・2(6点)
3連単(フォーメーション) 3→8・4・2→8・4・2・1・6 8・4・2→3→8・4・2・1・6(24点)

ローズキングダム賞の出走表はこちら

(文/ひだか)


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