レース展望・予想

久々でも実績上位トーセンセラヴィ「馬瀬川特別」（笠松競馬）

2015/05/27

5月27日（水）の笠松競馬メイン第10レースはJRA交流「馬瀬川特別」（A級3組・中央500万、笠松競馬場1800メートル）。

付け入る隙がありそうな遠征メンバーとはいえ、やはりスピード、パワーともに上回るJRA勢が今シリーズも優勢。休養明けですが実績で上回る◎7 トーセンセラヴィ（牝4、JRA・加藤利征厩舎）がV争いを有利に進めていく。500万条件での2着キャリア（3月21日・中山ダート1800メートル）が断然光る好素材。3か月以上実戦から離れてはいますが、500万での連対時も3カ月レース間隔が空いていました。久々を苦にしないタイプなのも魅力になりそうです。

1年ぶりの復帰戦ですが○5 ブラックカイト（牡4、JRA・川村禎彦厩舎）は能力が高い。きさらぎ賞GIII、京都新聞杯GIIと、2度重賞に挑戦した実力派で、500万条件でも3、5着の入着実績があります。さすがに超久々のレースのうえ、初のダート戦、さらに軽めの稽古内容から、○評価に止めましたが、高い存在能力でアッサリ劇があっても驚けません。

一方、使われる順調さの強みは▲8 アレックスキッド（セン5、JRA・森田直行厩舎）。中央成績は見劣りますが、地方在籍時はレベル高い南関東地区でもまれた経験を持ちます。差しタイプだけに展開、流れがポイントになりそうです。

また、△9 ライブリヘイロー（牝5、JRA・石橋守厩舎）は笠松初出走も、今冬まで名古屋のA級でコンスタントに勝ち負けしていた安定勢力。さらに△10 マーティンゴールド（牝5、JRA・沖芳夫厩舎）は笠松で4連勝した経験を持ちます。ともに小回りコース適性が高く、3連単候補に欠かせません。

地元勢では、ひと叩きされた前走で素早く変身した地力派トミシノドラゴン（牡6、田口輝彦厩舎）に期待がかかります。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　7⇔5・8・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　7→5・8・9・10→5・8・9・10　5・8・9・10→7→5・8・9・10（24点）

馬瀬川特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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