レース展望・予想

決め脚好調ピースフルリバティ「カーネーション特別」(名古屋競馬)

2015/05/21

5月21日(木)の名古屋競馬メイン第10レースは「カーネーション特別」(A級3a組、名古屋競馬場1400メートル)。

抜けた存在不在で、多くの馬にチャンスがある紙一重のレースですが、決め脚好調な◎1 ピースフルリバティ(牡4、藤ケ崎一男厩舎)に期待したいです。2月にA級昇格後、6戦消化して4連対。連対を外したのはともに5着だったオープンと準オープンの2走。展開に左右されやすい差しタイプで、本質的に1400メートル戦は距離不足ですが、出走条件は勝った前走と全く同じ。オープン常連メンバーの参戦で相手は強化されますが、うまく馬群をさばけば、連勝だ。

もちろん実績は、中央1000万から転入した○8 ランフォージン(牡6、角田輝也厩舎)が断然。併せ馬の追い切りでサイモンロードと同入したように、臨戦態勢も整っているようです。初ダートに、中央での主戦場が長距離だけに対抗評価に止めましたが、力でアッサリのケースは十分。

ひと叩きされて確実に前進が期待できるのは▲6 トーホウボンバー(牡4、原口次夫厩舎)。オープン常連で堅実駆けに定評があり、2走目の変身に注意したいところ。

昇級戦でも勢い魅力は△7 ドナルトソン(牡4、荒巻透厩舎)。A級初戦でも、差しタイプぞろいのなか、前で競馬ができる有利なメンバー構成で、一気に抜け出した前走の勝ちっぷりが何とも鮮やかでした。ペースやクラスの壁を感じず、前々で運べば、いきなり通用していい。

穴は距離短縮でキレがアップする△5 ブレーヴスキー(牝7、今津博之厩舎)の一撃。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔5・6・7・8(8点)
3連単(フォーメーション) 1→5・6・7・8→5・6・7・8 5・6・7・8→1→5・6・7・8(24点)

カーネーション特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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