レース展望・予想

初の芝でもシークロム「はまなす賞」（盛岡競馬）

2015/05/16

16日（土）盛岡競馬メイン第10レースは3歳馬による芝1600メートル重賞「第20回はまなす賞」（17時05分発走予定）。これが今シーズン盛岡芝のこけら落とし。1着馬から3着馬には芝の全国交流・オパールカップの優先出走権が与えられます。

◎6 シークロム（牡、千葉幸喜厩舎）は中央3戦0勝から転入初戦のスプリングカップを快勝。逃げたスペクトルを徹底マークから競り落とし、初勝利を重賞制覇で飾りました。直後に北海道へ移籍して北斗盃2着から再び岩手入り。陣営はオパールカップを最大目標に置いています。芝は今回が初めて。適性把握が難しいところはありますが、走法を見る限りはむしろ歓迎。輸送の影響が不安材料ですが、スプリングカップの強さから主軸視が妥当でしょう。

○5 レジェンドロック（牡、瀬戸幸一厩舎）はスプリングカップ7着。久々の実戦もこたえましたが、それ以上に力の要るダートに手こずった印象です。盛岡芝は一度使ってスペクトルの2着。メンバー最速の上がりを披露し、適性の高さを証明しました。前走のうっ憤を晴らす格好の舞台となるか注目です。

▲10 シーキングザライト（牡、板垣吉則厩舎）は函館芝1000メートル・2歳新馬戦5着。転入当初はダート対応がネックでしたが、2勝3着1回。やまびこ賞でも3着に善戦しました。芝は当然のことながら望むところ。

△2 コスモノビリス（牡、板垣吉則厩舎）は中央芝でいずれも二ケタ着順でしたが、時計のかかる盛岡芝なら怖い存在になります。

△4 コンクエストオール（牡、瀬戸幸一厩舎）も芝でこそ持ち味が活きそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　6→5・10・2・4　5・10→6（6点）
3連単（フォーメーション）　5・6→2・5・6・10→2・4・5・6・10・11（24点）

はまなす賞の出走表はこちら

（文／松尾康司）


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