レース展望・予想

王者アウヤンテプイ貫禄示すか「ダイワメジャー・プレミアム」(門別競馬)

2015/05/13

5月13日(水)の門別競馬メイン第10レースは、JBC協会協賛「ダイワメジャー・プレミアム」(オープン、門別競馬場1200メートル・外回り)。北海道スプリントカップJpnIIIのトライアル(1~3着に優先出走権)です。

今季のホッカイドウ競馬「古馬スプリント路線」は、JRAや南関東ほか他地区地方から実績馬の転入が相次いでおり、昨季までの絶対王者◎5 アウヤンテプイ(牡6、原孝明厩舎)もうかうかできない状況。実際、開幕週に組まれた前走「クロフネ・プレミアム」(1200メートル)でもJRAオープンから転入初戦のクリーンエコロジー(田中淳司厩舎)にゴール前で一気に差し切られましたし、田中淳司厩舎にはもう一頭、JRAオープンから転入してきた昨年のマイルチャンピオンシップ南部杯JpnI(盛岡1600メートル)2着馬ポアゾンブラックも控えていて、王座キープへの道程は険しいものとなる可能性もありそうです。ただ、そこはさすがに同コース&距離の「北海道スプリントカップJpnIII」で2年続けて地方最先着(4着)し、地元頂上決戦「道営スプリント(H2)」を圧倒的な走りで連覇したチャンピオン。前走、惜しい2着とはなったものの、昨年最終戦比でプラス16キロだった前走の馬体重「518キロ」はもちろん過去最高。大目標である北海道スプリントカップでピークに持って行くことを見据えた中でのシーズン初戦で、半馬身差は逆に「敗れて強し」と言える内容でもあったでしょう。当初の青写真通りに調整されての今季2戦目、前走で出し抜けを食らったクリーンエコロジーに借りを返す可能性が高いとみます。

とはいえ、◯2 クリーンエコロジー(牡7、田中淳司厩舎)も慣れが見込めるコース2戦目でさらなる上積みもありそう。前走、外の8番枠からゲートを切って大外一気の差し切り勝ちだっただけに、今回内め2番枠からの発馬をどうこなすか注目されるところですが、スムーズに捌けるようならアウヤンテプイを返り討ちにしての転入2連勝も十分、期待できそうです。

単穴▲11 カムリ(牡6、堂山芳則厩舎)は、昨年8月29日以来約8カ月半ぶりの復帰戦が門別転入初戦。ではあっても、前走大井1400メートルのA2下特別を8馬身ちぎった実績は侮れないですし、休み明けの転入馬でもキッチリ仕上げてくる堂山厩舎の所属馬となれば、いきなりから勝ち負けの線まで評価する必要があるでしょう。

3連勝式のヒモ穴には、上記3頭に食い下がれるスピード秘める△6 グランヴァン(牡6、恵多谷豊厩舎)、△10 リバーキンタロー(牡7、若松平厩舎)、△8 エアカーネリアン(牡7、田中淳司厩舎)を押さえます。

<おすすめの買い目>
馬単(フォーメーション) 5・2→5・2・11(4点)
3連単(フォーメーション) 5・2→5・2・11→5・2・11・6・10・8(16点)

ダイワメジャー・プレミアムの出走表はこちら

(文/ひだか)


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