レース展望・予想

トーコーヴィーナスの相手探し「のじぎく賞」(園田競馬)

2015/05/12

12日(火)の園田競馬メイン第10レースにGRANDAME-JAPAN(GDJ)3歳シーズン第7戦「第53回のじぎく賞」(3歳牝馬定量、園田競馬場1700メートル)が行われます。

目下19ポイントでシーズンをリードしている◎12 トーコーヴィーナス(吉行龍穂厩舎)がシリーズ2勝目をマークして、昨年のトーコーニーケに続き同馬主、同厩舎の連覇をほぼ確実にすると思います。デビューから、ダートグレードの兵庫ジュニアグラプリJpnII以外はオール連対。1番人気だった昨年の大晦日「園田ジュニアカップ」は、追走の牡馬インディウムに直線で捕まって2着に敗れました。しかし、今年に入ってからは牝馬限定重賞の園田クイーンセレクション、名古屋・梅桜賞を連勝後にGDJ路線に乗りました。浦和・桜花賞では昨年のNARグランプリ2歳最優秀牝馬ララベルの2着に踏ん張り、前走は名古屋・東海クイーンカップを楽勝してシリーズのトップにいます。今回のメンバーからも1頭が抜けた存在です。ゲートさえ無事ならスピードの違いを見せて、押し切りが濃厚です。

馬券的な興味は2、3着争いに絞られそうです。前走佐賀のル・プランタン賞2着で現在10ポイント・7位の○2 プリンセスボーラー(高知・別府真司厩舎)が筆頭でしょう。デビュー門別から転入後は牡馬相手の金の鞍賞3着、佐賀の花吹雪賞3着(牝馬限定)などが残っています。GDJ初戦の名古屋・若草賞は先行馬に有利なペースに末脚ひと息6着でしたが、佐賀では楽に逃げたユズチャンの1馬身差まで迫っています。

続いてレベルの高い南関東の▲4 ハッピーリーベ(船橋・矢野義幸厩舎)です。門別1勝馬で3歳三組(船橋)、二組(浦和)を逃げ切っています。スピードに警戒です。

地元の2番手はJRAから転入後3連勝☆3 ジョウショーエガオ(新子雅司厩舎)です。JRAで7戦3着1回、4着2回でした。転入後3歳C1、B・C1混合、A・B混合を逃げ切っています。同タイプが揃って、初めての牝馬限定戦ですが、一線クラスとの対戦、初距離の克服など課題は多いと思います。ル・プランタン賞3着の△1 フェードロワ(笠松・小森勝政厩舎)、ややレース間隔が空きましたが堅実ハクシンナデシコ(大塚信次厩舎)が続きます。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 12⇔2・4・3(6点)
3連単(1軸流し) 12→2・4・3・1・8(20点)

のじぎく賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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