レース展望・予想

タガノジンガロの相手探し「兵庫大賞典」(園田競馬)

2015/05/05

5日(祝・火)の園田競馬メイン第10レースに「第51回兵庫大賞典」(4歳以上定量、園田競馬場1870メートル)が行われます。

前年に優勝した名古屋・かきつばた記念JpnIIIを回避し、確勝を期して出走してくる◎11 タガノジンガロ(牡8、新子雅司厩舎)が不動のクラです。JRA4勝馬で昨年3月から兵庫所属です。転入後は、ダートグレードレースを、前述かきつばた記念の他は7、3、14、4、3着です。しかし、その他のレースは地方全国交流・姫山菊花賞など5戦5勝です。園田1700メートルは3勝していますが、今回の1870メートルは初めてです。ですが、JRA4勝中3勝が1800メートルでしたので距離の不安はありません。メンバー的にスピードの違いを見せて一気の逃げ切りが濃厚です。

相手筆頭は重賞連勝を狙う○8 エーシンクリアー(牡5、橋本忠明厩舎)です。前走の佐賀・はがくれ大賞典は逃げた地元プルーフポジティブを4コーナーで捕まえ4馬身差を付け連覇しました。その後は輸送競馬に実績が残っているので、園田競馬場から西脇トレーニングセンターへ父子(父の橋本忠男から忠明)転厩して主戦の田中学騎手が攻め馬にも乗っています。前述したタガノジンガロをマーク策、直線勝負に持ち込みます。

▲5 ニシノイーグル(牡7、大石省三厩舎)が新春賞2着、六甲盃5着など重賞できっちりと入着しています。エーシンスパイシーの2着に伸びた前走の末脚から復活気配を感じました。

☆10 オーケストラピット(牝5、碇清次郎厩舎)がA1昇級2戦目の前々走でエーシンユリシーズ以下を下しています。前走も2着ニシノイーグルに3/4馬身差3着でした。下原理騎手が初めて手綱を取ります。向正面から早め勝負に出れば怖い存在です。門別帰り3戦目でA1の3勝目を挙げた△4 マッハタイザン(牡9、新井隆太厩舎)、そのマッハタイザンとハナ、クビ差で1勝1敗△3 アランロド(牝7、野田忍厩舎)などが連争いに加わります。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 11⇔8・5・10・4・3(10点)
3連単(1軸流し) 11→8・5・10・4・3(20点)

兵庫大賞典の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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