レース展望・予想

上昇気流に乗るスペクトル「やまびこ賞」(盛岡競馬)

2015/05/03

3日(祝・日)の盛岡競馬は全12レースを実施。第1レース発走は11時30分、最終第12レースは18時10分となりますので、お間違えのないようお願いします。メイン第10レースは3歳馬によるダート1800メートル戦「第28回やまびこ賞」。1着馬から3着馬には岩手ダービー・ダイヤモンドカップ(6月1日)の優先出走権が与えられます。

◎5 スペクトル(牡、櫻田浩三厩舎)は昨シーズン、若駒賞、南部駒賞で2着に敗れましたが、寒菊賞、金杯を優勝。ロールボヌールが不在なら地力が違うことを証明しました。開幕週のスプリングカップはシークロムに屈しましたが、3カ月ぶりの実戦でレース勘を取り戻していなかっただけ。ひと叩きされた前走は59キロの酷量を背負いながらも7馬身差で圧勝。これで完全に上昇気流に乗りました。

○3 トーホクライデン(牡、櫻田浩樹厩舎)はデビューから一度も着外なし。相手なりに駆ける堅実さを身上とします。スプリングカップは先行2頭の決着で4着止まりも仕方なし。今度は直線が長い盛岡に替わりますから自慢の脚を十二分に発揮できる舞台。次位は譲れません。

▲7 シーキングザライト(牡、板垣吉則厩舎)は函館・2歳新馬戦5着。5戦未勝利から転入後、あっさり連勝。いずれもワンサイドで決めました。メンバー大幅強化ですが、どこまで食い下がるか楽しみです。

△2 ラッシュボール(牡、菅原勲厩舎)は骨折明けの影響でマイナス21キロ。馬体回復なら面白い存在。

△1 カミングオブエイジ(牡、三野宮通厩舎)はジリ脚タイプゆえ距離延長は大歓迎でしょう。

<おすすめの買い目>
馬単 5→3・7・2(3点)
3連単(フォーメーション) 5→2・3・7→1・2・3・4・7(12点)

やまびこ賞の出走表はこちら

(文/松尾康司)


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