レース展望・予想

フレッシュ4歳の勢いコーリンベリー「かきつばた記念」(名古屋競馬)

2015/05/04

5月4日(祝・月)の名古屋競馬メイン第10レースは「第17回かきつばた記念JpnIII」(名古屋競馬場1400メートル)。

名古屋競馬ゴールデンウイーク恒例のダートグレード競走に、JRAから4頭、他地区からも4頭が参戦。迎え撃つ地元4頭と、フルゲートで激突します。昨年は兵庫のタガノジンガロが8年ぶりに中央勢を打ち負かしたものの、地力で勝るJRAがやはり優勢だ。

なかでも一番の魅力は、オープン特別ながら前走コーラルステークスをインパクトある豪快勝利で飾った◎4 コーリンベリー(牝4、JRA・柴田政見厩舎)。重賞優勝ゼロとキャリアこそ劣りますが、終始外を回って直線一気にアタマへ突き抜けた決め脚はとにかく鮮烈でした。控える競馬で結果を出したのも評価が高まり、しかも舞台は3勝すべてのオープン勝利を挙げる得意の1400メートル戦。初コースや小回り適性など未知な面は残りますが、フレッシュ4歳の勢いある走りに期待が集まります。

○9 メイショウコロンボ(牡6、JRA・角田晃一厩舎)は重賞3連勝に虎視眈々(たんたん)。前走は名古屋大賞典JpnIII、2走前は兵庫ゴールドトロフィーJpnIIIと、ダートグレード連勝中。小回り地方コースがセールスポイントの先行力とぴったりマッチしている様子。先行ライバルは多いですが主導権を握れば、再び名古屋ファンを沸かしそうです。

直線勝負なら▲1 レーザーバレット(牡7、JRA・萩原清厩舎)に出番。展開に左右されやすい差しタイプで、モロさも同居しますが、前走は追い込み一気に仕留めています。初の地方遠征ですが、軽視できません。

また近況勝ちきれない△5 エーシンビートロン(牡9、JRA・西園正都厩舎)も昨年の地方遠征ではともに結果を残し、勝ち負け候補に欠かせません。

地元勢は△11 ピッチシフター(牝5、川西毅厩舎)に期待がかかります。トライアルレースの東海桜花賞は兵庫・エナエビスにハナ差屈したものの、復帰初戦として上々の内容でした。昨年8月の佐賀・サマーチャンピオンJpnIIIで銀メダルを獲得したように、1400メートル戦はキレが生きる距離でもある。昨年の4着から前進を目指します。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 4⇔1・5・9・11(8点)
3連単(フォーメーション) 4→1・5・9・11→1・5・9・11 1・5・9・11→4→1・5・9・11(24点)

かきつばた記念の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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