レース展望・予想

ヒャクマンバリキの10連勝濃厚「兵庫オーナーズカップ」（園田競馬）

2015/05/28

28日（木）の園田競馬メイン第10レースに「兵庫オーナーズカップ」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

◎8 ヒャクマンバリキ（牡4、柏原誠路厩舎）が転入後10連勝でオープンA1昇級を決めるか。9連勝は2着に大きく差をつけずに勝負強いレースの印象です。クビ差から前走の3馬身半差が最大です。A2初戦は競走除外で前走は仕切り直しのレースでした。スタートを決めて3番手をキープ、4コーナー手前は3頭が並ぶ大外でした。直線で逃げるスターボード（4着）、2番手ユキノシーザー（2着）を捕まえてからグーンと伸びました。デビューのJRAでは新馬戦の芝（11着）以外はダートです。18戦未勝利、2着1回、4、5着各2回の成績でした。1度だけ大敗がありますが、ほぼ勝ち馬とは2秒以内でした。ハナを切ったレースもあって、先行タイプのようです。息が何度も入れられる小回りコースの園田が性に合ったのでしょう。今回も好位を進んで直線で抜け出しが濃厚です。

○5 トーコーポセイドン（牡4、吉行龍穂厩舎）に降級の利です。オープンA1は3度の着外でしたが、4走前のA2は成長の跡を見せていました。逃げたイチドラゴンを追って、直線では楽々と抜け出し2馬身半差です。2歳時に兵庫若駒賞、園田ジュニアカップを制し、兵庫ダービーは3着でした。昨年12月の園田金盃（9着）、今年1月の新春賞（11着）にも出走しています。タイトルホースの意地を見せたいところです。

▲3 オメガキングコング（牡8、田中道夫厩舎）はA1で3勝の実績が残っています。A2に降級した前走は好位を進んで4コーナーで先頭に立ちました。結果はメイショウヨウコウ、シルクイングレイヴに直線で差され3着でした。A2では見せ場を作るはずです。

ほか、追い込み鋭い実績馬☆6 ファイナルスコアー（牡10、山口浩幸厩舎）、前走ヒャクマンバリキの2着△1 ユキノシーザー（牡5、栗林徹治厩舎）、木村健騎手で積極策の△9 マイアリエス（牡4、盛本信春厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　8⇔5・3・6・1・9（10点）
3連単（1軸流し）　8→5・3・6・1・9（20点）

兵庫オーナーズカップの出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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