レース展望・予想

ライバル不在ならエムティサラ「ノトキリシマ賞」（金沢競馬）

2015/04/28

4月28日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは、第10レースの3歳牝馬による選抜戦「ノトキリシマ賞」（金沢競馬場1500メートル）です。

強敵不在で◎6 エムティサラ（鈴木正也厩舎）が選抜制覇のチャンスです。3歳トップクラスに入れられた冬場の名古屋遠征では苦戦しましたが、金沢に戻ってきてからは走るごとに調子を取り戻してきて、前走は中団から一気に押し上げて逃げたイヴシャンテマリーを直線半ばで捕らえ、昨秋に勝った2歳牝馬重賞の金沢プリンセスカップ以来となる久々のV劇を飾りました。ライバルのハッピールミエールが不在なら、決め手の違いを見せつけたいところです。

相手探しが難しいですが、今の先行有利な馬場状態を考えると○8 ヒメガミ（金田一昌厩舎）の前残りがありそうです。相手が強くなった2走前のJRA交流は大敗を喫しましたが、メンバーが下がった前走は好発を決めてマイペースの逃げに持ち込んで、巻き返しに成功しました。中6日の強行軍になりますが中間も元気いっぱいで、今回も先手を奪えば連絡みが狙えそうです。

▲4 プラチナタンポポ（鈴木長次厩舎）も開幕戦からオール連対中と力を付けています。冬場に笠松でもまれた効果で以前よりも先行してしぶとくなっており、今回も前々で運んで踏ん張りそうです。

△1 リンノレナチャン（鈴木長次厩舎）は佐賀2勝の実績からもう少しやれそうな感触があり、△5 サラソウジュ（金田一昌厩舎）も末脚は切れるだけに、展開次第で出番がありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　6⇔8・4・1・5（8点）
3連単（フォーメーション）　6→8・4・1・5→8・4・1・5　8・4・1・5→6→8・4・1・5（24点）

ノトキリシマ賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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