レース展望・予想

主役はニュータカラコマ「ばんえい十勝オッズパーク杯」（ばんえい帯広競馬）

2015/04/26

4月26日（日）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「第9回ばんえい十勝オッズパーク杯」（4歳以上選抜）が行われます。

過去にカネサブラックが4回、キタノタイショウが2回優勝と複数回優勝馬が誕生しているのが特徴と言えます。今回はキタノタイショウの3連覇がかかる一戦です。

◎10 ニュータカラコマ（牡7、村上慎一厩舎）720キロを本命に推します。昨年のばんえい十勝オッズパーク杯の4着馬です。昨シーズンは26戦5勝を挙げ、そのうちの1勝が北斗賞優勝で、ばんえい記念は2着と、重賞競走では安定して上位に食い込んでくるほどの力を持った1頭です。今季初戦のスプリンカップでも、2着コウシュハウンカイ、インフィニティーを直線一気に差し切った競馬は強いの一語。好不調がはっきりしたタイプですが、高重量戦よりは700キロ台の重量が合っているようです。

○3 インフィニティー（牡9、金田勇厩舎）720キロが対抗です。昨年のばんえい十勝オッズパーク杯の2着馬。昨シーズンは27戦2勝と勝ち星では見劣りますが、1勝はドリームエイジカップ優勝で、ばんえい記念ではキタノタイショウの3着と大威張りできる成績と言えます。前走のスプリングカップでも、スタートから積極的に先行して障害もひと腰、直線では脚が上がって3着と敗れましたが、苦手意識のある軽い重量戦での動きとしては見せ場十分でした。

▲7 キタノタイショウ（牡9、服部義幸厩舎）720キロが3番手。ばんえい十勝オッズパーク杯3連覇の期待がかかります。昨年度のばんえい記念優勝のばんえい現役最強馬。初戦のスプリンングカップでは、馬体の24キロ減の影響もあり、ニュータカラコマの13秒3差の7着と敗れていますが、稽古も強めで3連覇を期待します。

△8 フジダイビクトリー（牡7、皆川公二厩舎）720キロは昨シーズンはハンデに苦しみ、厳しいレースが続きましたが、ばんえい記念では1000キロでひと腰。あの障害力は本物です。一角を崩すとしたらこの馬。

＜おすすめの買い目＞
馬単　10→3・7・8・2（4点）
3連単（フォーメーション）　10→3→7・8・2（3点）

ばんえい十勝オッズパーク杯の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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