レース展望・予想

先行力を見せつけるシャドウゲーム「蓮華草特別」（笠松競馬）

2015/04/16

4月16日（木）の笠松競馬メイン第10レースは「蓮華草特別」（C級1a組、笠松競馬場1600メートル）。

勝ち上がり組が人気になるが、中心は実績上位の◎2 シャドウゲーム（牡5、川嶋弘吉厩舎）だ。新春1月の復帰初戦こそ中団で見せ場なく終わったが、ひと叩きされた2走目から一変。C級8組戦を鮮やか逃げ切り素早い変身を遂げると、続くC級1組特別でも圧倒的人気の勝ち馬に積極戦で臨み、内容ある2着をしっかりキープした。適クラに戻った前走C級6組では2番手から難なく抜け出し快勝と、休養前にC級1組特別を勝っている実力を見せつけた。同タイプの先行ライバルはいるが、ワンクラス上の先行力を見せつけたい。

○8 カラジャス（牡4、川嶋弘吉厩舎）のしぶとい走りもV圏内。昨秋に中央から転入後の成績は【6・1・2・2】。しかも3着を外した2戦ともに掲示板確保と、常に勝ち負けを演じ続け、堅実さは折り紙付き。2走前のC級1組特別ではシャドウゲームと時計差のあった5着に終わったが、位置取りが後方だった“展開負け”とも言えた。2度目の対戦の行方もレースのポイントの1つだ。

▲5 クリアモーメント（牡5、大橋敬永厩舎）も魅力ある存在。転入初戦の前走を、ひと息のスタートながら中団からひとまくりで仕留めるインパクトある勝利で飾っている。ひと叩きされ、稽古の動きに上昇気配もうかがえる。相手は強化されたが、叩き2走目でさらなる前進が期待できそうだ。

また距離、相手を問わず、崩れない走りを継続している△6 シアワセノホシ（牡5、川嶋弘吉厩舎）や、古馬混合戦になった昨秋から好調キープする△9 ハヤトダマシイ（牡4、山際孝幸厩舎）も3連単候補に欠かせない。

＜おすすめの買い目＞
馬単　2⇔5・6・8・9（8点）
3連単（フォーメーション）　2⇔5・6・8・9→5・6・8・9（24点）

蓮華草特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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