レース展望・予想

ティボリハーモニー決め手上位「ラ・フォル・ジュルネ金沢特別」（金沢競馬）

2015/04/14

4月14日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは第10レースの「ラ・フォル・ジュルネ金沢特別」（A3組、金沢競馬場1500メートル）です。

持ったままの楽勝劇で前回このクラスを制した◎7 ティボリハーモニー（牝5、金田一昌厩舎）が今回も注目を集めます。距離が1700メートルに延びた前走は、中団位置から徐々にポジションを上げて、抜群の手応えで4コーナーで逃げたスプリングデジレに並びかけました。直線に向くとさらに弾け、後続を3馬身も置き去りにする独走状態でした。手綱を抑えたままの余裕を感じさせる勝ちっぷりだっただけに今後が楽しみな逸材です。今回1500メートルに距離が短くなったことで取りこぼす危険もありますが、前走のように中団位置から早めに上がっていければ、決め手の違いを見せつけそうです。

○9 シューサクオー（セン6、加藤和義厩舎）はクラスがA2組に上がった前走でも3着に逃げ粘り、今春は好走劇が目立っています。以前よりも脚をためながら逃げることができるようになったことが大きく、直線で交わされても踏ん張れるようになっています。再度の1500メートル戦は歓迎で、ペースを握って4コーナー先頭で回ることができれば、ティボリハーモニーの追撃を振り切った開幕戦の再現もありそうです。

▲2 サマーウインド（牡10、黒木豊厩舎）は前回のA3組で、ティボリハーモニーに早めに交わされながらも直線盛り返して2着に入り、凡走した開幕戦から巻き返しました。年齢を重ねてズブくなっているのは否めませんが、金沢でもやれる手応えはつかんだようです。再び連絡みして古豪健在をアピールしたいところです。

もまれず先行できればしぶとい△8 エトワールドロゼ（牝4、金田一昌厩舎）や、冬場放牧に出されて立て直された△6 ブラックメイプル（牡4、中川雅之厩舎）も、前残りの展開になれば出番がありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（フォーメーション）　7・9→7・9・2・8・6（8点）
3連単（フォーメーション）　7・9→7・9・2・8・6→7・9・2・8・6（24点）

ラ・フォル・ジュルネ金沢特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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