レース展望・予想

久々でもエーシンサルサのスピード上位「うしかい座特別」（園田競馬）

2015/04/09

9日（木）の園田競馬メイン第11レースに「うしかい座特別」（A1、園田競馬場1700メートル）が行われます。

6連勝で摂津盃を制した後に休養していた◎11 エーシンサルサ（牝5、橋本忠男厩舎）が約8カ月ぶりの復帰戦です。園田でデビュー勝ち後は連勝こそありませんでしたが、着実に力をつけてきました。3歳A（オープン）は3走目、古馬混合になってからB1は4走目、A2は5走目に勝っています。昨年1月のA1昇級後も初勝利は昨年4月の5走目でした。大山真吾騎手の手綱で6頭立て大外からスタートを決めて主導権、4コーナーでは木村健騎手・エーシンサミットが外に並んできましたが、直線を向いてグィッーと伸びてアッと言う間に7馬身差を付けました。この1勝をきっかけに、何と6連勝を飾りました。ラスト3連勝は金沢・読売レディス杯、兵庫サマークイーン賞に続いて牡馬相手のハンデ戦・摂津盃と重賞3連勝です。金沢と、兵庫サマークイーン賞は2番手から早め先頭でしたが、摂津盃は57キロを背負って激しい2着争いを尻目にサトノフェニックスを6馬身ちぎりました。この激走が、長期休養になってしまいました。昨年秋に帰厩、能力検査と自主能検ではスピードを見せましたが、ゲートがうるさくなっています。スタートさえ無事ならスピードを生かして連勝を伸ばすでしょう。

○7 オーケストラピット（牝5、碇清次郎厩舎）は昨年の兵庫クイーンカップ5着で、前々走のA1初戦4着でした。その他は、前走A1での初勝利など兵庫に転入後は2度の4連勝を含む12勝、14回の馬券絡みです。前述エーシンサルサと正反対の追い込み脚質です。展開がもつれれば逆転もありそうです。

ほか、今年の新春賞馬▲10 エーシンスパイシー（牝5、橋本忠明厩舎）、好気配続く☆2 マッハタイザン（牡9、新井隆太厩舎）、前走の佐賀・はがくれ大賞典4着で堅実差しの△8 サウスウインド（牡4、山口浩幸厩舎）、実績馬ニシノイーグル（牡7、大石省三厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　11・7・10・2（12点）
3連単（1軸流し）　11→7・10・2・8・6（20点）

うしかい座特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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