レース展望・予想

超大物トウショウカズン登場！「三番叟特別」（金沢競馬）

2015/04/07

新年度になって3日目になる4月7日（火）の金沢競馬の第11レース「三番叟特別」（A2組、金沢競馬場1500メートル）に、JRAから移籍してきた超大物が登場します。

中央オープンの◎5 トウショウカズン（牡8、佐藤茂厩舎）です。これまでダートの短距離戦で6勝を挙げており、ダートグレード競走の根岸ステークスGIIIや黒船賞JpnIIIでも2着があるので、ご存知の方は多いと思います。ここ2年は入着いっぱいのレース続き、障害レースへの転向も試みましたが結果は出ず、金沢への移籍となりました。当初は転入初戦から名古屋の東海桜花賞へ挑むプランもありましたが補欠になったため、地元のA2組からの再出発となりました。もともと遠征予定だったために乗り込み量は豊富で、胸前から後肢にかけてのムッキムッキの筋肉は落ちておらず仕上がりは万全です。まずは格下馬相手にスピードの違いを見せつけて自信を取り戻したいところです。

焦点は相手探しになりそうですが、開幕戦崩れなかった○1 シンカンイチコ（牝6、金田一昌厩舎）が期待できそうです。昨年までは逃げないと大敗する危険性がありましたが、前走は先手を奪えず控えるレースとなりましたが内々を伸びて3着に追い上げました。内枠の方が好走実績が多いタイプで、今回も好位置で我慢できれば、ゴール前詰め寄ってきそうです。

開幕戦のA3組を逃げ切った▲7 シューサクオー（セン6、加藤和義厩舎）もペースを握ることができれば、直線辛抱できるタイプです。今回もトウショウカズンのハナを叩いて先手を奪うことができれば、前残りがありそうです。

転入2戦目となる△2 カンタベリーリュウ（牡5、金田一昌厩舎）やクラスが下がった△4 ケージーアメリカン（牡8、高橋優子厩舎）も変わり身が見込めます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　5→1・7・2・4（4点）
3連単（1軸流し）　5→1・7・2・4（12点）

三番叟特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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