レース展望・予想

地元で同世代限定ならマルヨバナーヌ「新緑賞」（笠松競馬）

2015/04/01

4月1日（水）の笠松競馬メイン第10レースは「第41回新緑賞（SP2）」（3歳、笠松競馬場1600メートル）。笠松の新年度スタートを飾る、3歳フレッシュ重賞には、フルゲート10頭がスタンバイ。力量差わずかの激戦ムードで、最後まで目の離せないV争いが期待できそうです。

本命期待は暮れのライデンリーダー記念で笠松2歳クイーンの座を射止めた◎4 マルヨバナーヌ（牝、柴田高志厩舎）。今年に入り、2走前がブービー11着、前走も3着と成績今イチですが、ともに仕方ない結果と言えました。梅桜賞は初めての出張戦のうえ、控える競馬で内でモマれまくり、力が出し切れず終わったため。そして前走のA級4組・B級3組特選は古馬に初挑戦。結果は3着でも勝ち馬とわずかコンマ1秒差で、むしろ内容は悪くありませんでした。走り慣れた地元で迎える同世代との戦いとあれば、セールスポイントのしぶとい先行力とプライドを見せつけたい。

末脚勝負に持ち込めば○9 ミトノレオ（牝、川西毅厩舎）に出番。展開に左右されやすい差しタイプですが、直線では確実に伸びてくる末脚の持ち主で、梅桜賞でも3着に追い込んでいます。展開がカギになりそうです。

注目の存在は転入戦の▲8 ヴァイキング（牝、笹野博司厩舎）。ハイレベルの南関東地区で2戦2勝の好成績を残して笠松入り。重賞初挑戦で手探り面が多いですが、小回りコースの軽い馬場で、いっそうスピードが生きそうです。

さらに、先行力と堅実さに定評がある△10 ルックスグー（牝、川西毅厩舎）や、力を徐々に蓄えてきた上昇フェードロワ（牝、小森勝政厩舎）もV候補。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　4⇔1・8・9・10（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・8・9・10→1・8・9・10　1・8・9・10→4→1・8・9・10（24点）

新緑賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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