レース展望・予想

笠松2戦2勝のバンデラ中心「東海クラウン」(笠松競馬)

2015/04/03

4月3日(金)の笠松競馬メイン第11レースは「東海クラウン」(A級1組・B級以上オープン、笠松競馬場1900メートル)。

オープンの常連はもちろん、新興勢力のディアデラバンデラに、名古屋からアップアンカーが初の出張戦に訪れて興味深いレースになりそうです。

本命は笠松で2戦2勝と無敗を誇る◎5 ディアデラバンデラ(セン6、笹野博司厩舎)。最近2走は、ともに成績ひと息に終わりましたが、「梅見月杯(SP1)」5着、「ダイオライト記念JpnII」10着と、強敵相手の遠征等では致し方ないところ。しかし当地では転入初戦だった1月のA級4組特選を、中団からひとまくり劇で7馬身差圧勝。さらに初のオープン挑戦の2月東海クラウンも難なく抜け出して、あっさりクリアしています。出張に、遠征後ですが、稽古ムードから疲れは感じられません。2月のオープン特別からわずか100メートルの距離延長なら、笠松で底を見せていないこの馬が中心でしょう。

復活した○6 ドリームバスケット(牡8、伊藤強一厩舎)が逆転を狙います。今年走り初めの東海クラウンで7カ月ぶりに勝利を挙げると、2走前も逃げ切って快勝。前走は半馬身交わされましたが逃げ粘って2着をキープしています。中央実績から「芝」のイメージが強かったものの、ダート小回りコースにも適応してきています。ディアデラバンデラとの初対戦に注目したい。

初の出張戦の▲1 アップアンカー(牡5、原口次夫厩舎)も魅力の存在。勝ちきれない面もありますが、しぶとい先行力は軽い笠松コース向きではないでしょうか。3走前の名古屋オープン特別ではノゾミダイヤにコンマ3秒差2着に健闘しています。そこから計っても当然勝ち負けだ。

さらに力を蓄えてきた安定勢力の△2 マルカリード(牡5、伊藤強一厩舎)や、潜在能力の高い△7 ユーセイクインサー(牝5、笹野博司厩舎)の一撃にも注意したい。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 5⇔1・2・6・7(8点)
3連単(フォーメーション) 5→1・2・6・7→1・2・6・7 1・2・6・7→5→1・2・6・7(24点)

東海クラウンの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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