レース展望・予想

内枠から逃げ切り狙うエイシンシャリオ「つくし特別」（園田競馬）

2015/03/25

25日（水）の園田競馬メイン第10レースに「つくし特別」（A2、園田競馬場1400メートル）が行われます。

前走1番人気で4着に敗れた◎1 エイシンシャリオ（牡4、平松徳彦厩舎）の雪辱レースです。門別から再転入2走目に1230メートルのB1を逃げ切っています。2番人気に支持されたA2昇級初戦は大外からハナを切りましたが、やや速いペースで、向正面からスパートしたホクセツプリンスの直線強襲に遭い4着でした。続く前走は5番枠から主導権を奪ってペースを落としましたが、後続馬が2コーナー手前から動いたためにゴール手前で一杯、またまた4着に沈みました。今回は主戦の田中学騎手が浦和遠征（トーコーヴィーナスで桜花賞）のためにJRAの岩田康誠騎手が手綱を取ります。内枠を生かし主導権を奪ってマイペース、向正面から上がり3ハロンでスピードアップして逃げ切りを狙います。

○5 ヒシサブリナ（牝4、盛本信春厩舎）が2度目のA2昇級で結果を出しました。JRA交流後のB1降級戦を向正面一気にまくり切って1走でA2に戻ったのが前走です。大外枠で1コーナーまでは5番手でしたが、2コーナー手前から仕掛けて前述の逃げるエイシンシャリオにプレッシャーをかけました。3コーナーでは外に並び4コーナーでは再び2番手、直線に入って先頭に立ちました。向正面から仕掛けてきたシャトーコジーンに1馬身半差を付けて連勝です。クラス据え置きで再現を狙ってきますが、牝馬に斤量1キロ増は大きいと見て対抗に下げました。

▲2 イチドラゴン（牡7、田中範雄厩舎）が休み明け4走目だった2度目のA2昇級戦で逃げて2着です。スタートが決まっている近況ですので、内から好位をがっちりキープして直線まで辛抱なら逆転も十分です。

ほか、折り合って流れに乗れば末脚が生きる☆9 タオルチャン（牝5、茂崎正善厩舎）、追い込み一発を秘めている△6 ミヤビアミュレット（牡6、山口浩幸厩舎）などが連争いの候補です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　1・5・2・9・6（20点）
3連単（ボックス）　1・5・2・9（24点）

つくし特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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