レース展望・予想

連覇を狙うハルイチバンの相手探し「六甲盃」(園田競馬)

2015/03/05

5日(木)の園田競馬メイン第10レースに、日刊スポーツ賞「第52回六甲盃」(4歳以上定量、園田競馬場2400メートル、北陸・東海・近畿地区交流)が行われます。

年に1度の1マイル半戦です。名古屋から遠征のグロリアスカフェ、ビービーガザリアスの成績から、今年も地元馬が優位と見ます。

アラブ時代は3歳三冠レースで、サラブレッドへ移行後は4歳以上になりましたが、連覇した馬はいません。今年は◎8 ハルイチバン(牡5、平松徳彦厩舎)がその"ジンクス"に挑戦です。今年初戦の新春賞は大きく出遅れ最後方からの追い上げも4着が精一杯でした。実に13年8月から続いていた17戦連続の馬券絡みが途切れました。しかし、前走で2番手から抜けたティアモブリーオと直線でびっしり競ってアタマ差抑えて昨年9月以来の通算11勝目をマークしました。スタート禍から脱出したハルイチバンにジンクスはありません。掛かる馬ではありませんので、自在なレースができます。スタート次第で昨年同様の逃げ切りもありますが、現況なら折り合いの競馬でも直線で抜け出すと思います。

興味は2、3着争いに絞られそうです。良馬場なら一昨年の優勝馬○1 エリモアラルマ(牡9、盛本信春厩舎)が筆頭です。約1カ月半ぶりを今年に入って2走後は上向いています。

新春賞で2番手から抜けて橋本忠明調教師、松浦聡志騎手とともに初タイトルが▲4 エーシンスパイシー(牝5、橋本忠明厩舎)です。カギは距離克服ですが、今回は松浦騎手が調教師試験のために川原正一騎手が手綱です。その新春賞が半馬身差2着で3連覇は成りませんでしたが、良化の兆し☆9 ニシノイーグル(牡7、大石省三厩舎)です。新鋭の杉浦健太騎手がすっかり手の内に入れています。寒い季節に良績が残っています。

ほか、門別から再転入後を4戦1勝、2、3、5着で木村健騎手が騎乗△5 マッハタイザン(牡9、新井隆太厩舎)、距離延長を歓迎△7 アランロド(牝7、野田忍厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 8⇔1・4・9・5・7(10点)
3連単(1軸流し) 8→1・4・9・5・7(20点)

六甲盃の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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