レース展望・予想

前走JRA勢相手に健闘コパノサムタイム「春蘭特別」（笠松競馬）

2015/03/04

3月4日（水）の笠松競馬メイン第10レースは「春蘭特別」（A級3組、笠松競馬場1600メートル）。

勝ちきれないタイプが多く絶対的な主役は不在ですが、ハイレベルの前走中央交流戦で4着に健闘した◎10 コパノサムタイム（牡4、後藤正義厩舎）の好調さから狙いたい。A級へ昇級初戦。距離経験の少ない1800メートル戦。さらに中央馬との対戦と、多くのハードルはありましたが、勝ち馬を追って終始2番手で競馬を進め、差のない2着争いにいきなり加わり、セールスポイントの先行力と粘りを発揮しました。1ハロンの距離短縮はもちろんプラスに作用。大外枠スタートになりましたが、先行態勢を築いて粘り込みたい。

確実に前進する○6 オレタチセッカチ（牡5、田口輝彦厩舎）も差はわずか。転入後5戦目を迎えましたが、過去4走いずれも勝ち馬からのタイム差を着実に詰め、前走A級4組特選はコンマ5秒差2着に好走しました。決め脚はないものの、好位キープからしぶとい粘りを見せてV争いへ加わります。

もちろん、実績は中央から再転入の▲8 エーシンイグアス（牡7、伊藤勝好厩舎）が断然。3、4歳時に笠松、名古屋でともに準オープンを勝利し、4戦パーフェクト連対を果たした実力馬です。その後、中央では障害オープンで活躍し、再び東海の地に活路を求めてきました。転入戦が久々の平地レースで割り引きましたが、力の違いをいきなり見せつけても驚けません。

ひと息入っていた前走A級3組戦の走りがらしくなかったですが、ひと叩きされて気配アップするのは地力派の△3 シャドウフェアリー（牝6、川嶋弘吉厩舎）。昇格初戦の前走でまずまずの粘りを見せた△5 スウィフトダンサー（牡4、後藤保厩舎）もA級2戦目を迎え、3連単候補に欠かせません。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　10⇔3・5・6・8（8点）
3連単（フォーメーション）　10→3・5・6・8→3・5・6・8　3・5・6・8→10→3・5・6・8（24点）

春蘭特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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