レース展望・予想

地方向きの先行力、エクセレンフレール「名古屋CCジュノ賞」（名古屋競馬）

2015/03/31

3月31日（火）の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流の「名古屋CCジュノ賞」（名古屋競馬場1400メートル）。中央の500万条件馬5頭が参戦し、地元からはA級3a組の5頭が迎え撃ちます。

もちろん、今シリーズもスピードと力でリードするJRA優勢の構図は変わりません。なかでも軸に期待は実績で上位の◎1 エクセレンフレール（牡5、JRA・中竹和也厩舎）。短距離ダート中心に使われ、500万条件でも2着1回をはじめ、ひと桁着順が多数ある実績派です。セールスポイントは先行力。ハナを切って逃げることも少なくありません。平たん小回りのローカル開催で好走が多く、小回り地方参戦でいっそう先行力が生きそう。ロスの少ない最内1枠もプラス材料でスピードを見せつけたいです。

○8 スマートエクリプス（牡4、JRA・中内田充正厩舎）も非凡なスピードが売り。強さとモロさが同居する典型的な先行タイプのようですが、主導権を握った2走前の500万条件（中京ダート1400メートル）で、堂々2着に逃げ粘っています。約3カ月半ぶりの実戦ですが、久々を苦にしないタイプでもあり、互角の評価が必要。

▲6 スナークマスカラス（牡4、JRA・川村禎彦厩舎）も軽視できません。今年に入った4戦は、いずれも2桁着順を喫したものの、新馬勝ちした素質馬でもあります。使われている強みも魅力になります。

地元勢は△2 スズカランクス（牡8、川西毅厩舎）の快速に期待が集まります。1月の名古屋記念では地元のエース・サイモンロードを苦しめて半馬身差2着と好勝負を演じた韋駄天（いだてん）。難敵・中央勢相手にどんな走りを見せるか、注目したいです。

また△3 リゼコーフィー（牡4、JRA・森秀行厩舎）は高知で上々の成績を残して今春、中央へ再転入。「水の合う」地方コースとあって、不気味な1頭です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　1⇔2・3・6・8（8点）
3連単（フォーメーション）　1→2・3・6・8→2・3・6・8　2・3・6・8→1→2・3・6・8（24点）

名古屋CCジュノ賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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