レース展望・予想

負けられないノゾミダイヤ「梅見月杯」(名古屋競馬)

2015/02/27

2月27日(金)の名古屋競馬メイン第10レースは「第16回梅見月杯(SP1)」(名古屋競馬場1900メートル)。北陸・東海・近畿地区交流戦で、名古屋大賞典JpnIII(3月26日)のトライアルレースでもあります。兵庫から2頭が遠征に訪れ、東海勢7頭としのぎを削ります。

成長著しい東海のニューエース、◎9 ノゾミダイヤ(牡4、錦見勇夫厩舎)が中心。昨年夏からメキメキと力を伸ばし、9月のオータムカップで初重賞制覇に成功すると、岐阜金賞、東海ゴールドカップ、白銀争覇と重賞4V。昨年7月から14戦して敗れたのはわずか1戦。敢えて控えて大事に行きすぎた11月の東海菊花賞3着だけ。最近2走のオープン特別と違い、骨っぽいメンバー構成に、追い切りタイムもひと息だったとはいえ、控える目標(名古屋大賞典)のためにも負けられません。地元ファンの前で名古屋コース初重賞を仕留め、弾みを持って次走につなげたい。

昨年の覇者○1 サイモンロード(セン7、角田輝也厩舎)も3連覇に虎視眈々(たんたん)。名古屋記念Vからのローテーションは昨年と同じ。去勢手術後で約3カ月半ぶりブランクと、状態今イチで臨んだ前走Vで、改めて能力の高さを証明しました。中間はここに備えてじっくり調整され、稽古の動きから上昇ムードが存分にうかがえます。逆転は可能だ。

兵庫の実力派2頭も当然、V圏内。▲8 エーシンクリアー(牡5、兵庫・橋本忠男厩舎)は岐阜金賞を含む重賞4Vのキャリアを誇り、昨年の梅見月杯(3着)で名古屋コースを経験しているのも強み。△4 ティアモブリーオ(牡8、兵庫・住吉朝男厩舎)は中央時代に準オープン勝ちがあり、レベル高い南関東地区でもまれた経験があります。ともに上り調子で差もわずか。

さらに初の出張戦となる△5 ディアデラバンデラ(セン6、笹野博司厩舎)も軽視できません。転入初戦となった1月のA級4組特選を7馬身差でブッチ切ると、前走はオープン特別をクリア。地方では2戦2勝と底を見せていません。初輸送、初コースに、初重賞挑戦と不安材料は多いものの魅力の存在だ。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔1・4・5・8(8点)
3連単(フォーメーション) 9→1・4・5・8→1・4・5・8 1・4・5・8→9→1・4・5・8(24点)

梅見月杯の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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