レース展望・予想

昇級戦も末脚鋭いバレーナボスが決める「上郡赤松円心特別」（園田競馬）

2015/02/10

10日（火）の園田競馬メイン第10レースに「上郡赤松円心特別」（B1、園田競馬場1700メートル）が行われます。

昇級戦ですが、JRAから転入後を5勝、2着1回とオール連対◎9 バレーナボス（牡4、荒山義則厩舎）を軸に置きます。JRAでは新馬戦（小倉芝1800メートル）3着など、芝を多用されました。兵庫に転入後のダートでは、小回りに相性が良かったのか、前述の快進撃です。唯一の敗戦は前々走でした。早めに動いた田中学騎手・ピラミッドを向正面スパートから必死に追いましたが、2馬身半差の完敗です。そのウサを前走できっちりと晴らしました。今回と同じ1700メートルに距離が延長していました。2番枠を引いて後方からのレースになりましたが、半マイル標から動いて3コーナー過ぎには逃げていたファットタイムに並びました。4コーナーで交わし、直線は独走です。前走で好位から伸びた田中騎手・エーブゴールドマンに3馬身差をつけて楽勝です。さあ、今回はJRA1勝クラスのB1戦です。前走のように向正面の入口からスパートして、まくり切りの期待です。

相手筆頭はJRA2勝馬でラストは500万クラス○4 ジョナパランセ（牡6、大石省三厩舎）です。3カ月半ぶりの園田初戦はプラス13キロの体重でした。スタートを決めて1コーナー手前から先頭に立ちましたが、直線に入ってから追走ジーエスマルコに並ばれ、好位から伸びたシャイニーバロンに捕まりました。しかし、内から伸び返してハナ、クビ差の惜敗です。太め残りを1走後の変わり身は必至です。降級マイアヴァロンがいますが、枠を主張し、距離延長で前走のスタートを決めればハナを切れると思います。

昇級戦は3着で連勝がストップした▲3 バトルランチャ（牡4、松浦正勝厩舎）ですが、好気配は続いています。今回は、園田では初めて経験する1700メートルの克服がカギです。好位追走の堅実駆け☆11 シャトーコジーン（牡8、新子雅司厩舎）、今回は木村健騎手が手綱を取る△6 エーシンザホット（牡5、橋本忠男厩舎）などが続きます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　9・4・3・11・6（20点）
3連単（ボックス）　9・4・3・11（24点）

上郡赤松円心特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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