レース展望・予想

衰え知らずの10歳馬ヤマニンデューン「節分特別」（笠松競馬）

2015/02/03

2月3日（火）の笠松競馬メイン第10レースは「節分特別」（A級3組、笠松競馬場1600メートル）。

上位馬の評価差わずかで激戦ムードですが、近況も好調キープしている◎4 ヤマニンデューン（牡10、森山英雄厩舎）を中心視。明けて10歳を迎えた「超ベテラン」ですが、まだまだ衰えを知りません。昨年11月のA級5組B級3組戦で7カ月半ぶりの勝利を飾ると、2走前の重賞「東海ゴールドカップ」では銅メダル獲得。前走はJRA馬とのハイレベルな中央交流戦で、直線外を鋭く突っ込んで差のない4着に食い込んで見せました。距離不足の1400メートル戦での善戦だけに価値ある好内容でもありました。距離の1ハロン延長は大歓迎。展開に左右される差しタイプですが、強敵相手の最近2走ともに見せ場を作った好調なキレでアタマへ突き抜けるか。

○3 フリーダム（牡7、柴田高志厩舎）もデキの良さでヒケを取りません。前走のA級2組特別でも好位キープからしぶとい粘りを発揮して、差のない2着をキープしています。3走前にはヤマニンデューンの決め脚に完敗していますが、内目の枠をうまく生かして行態勢を築けば、もちろん勝ち負け必至。

▲5 メジャーダンディー（牡6、金沢・中川雅之厩舎）は勝ちきれないタイプですが、冬期遠征後の特選2戦で3、2着。軽い馬場の笠松コースでいっそうスピードが生きているようです。メンバーが強化される特別戦ですが、うまく流れに乗れば持ち前のしぶとさを発揮していい。

転入後3戦目を迎え、ソロソロを予感させる△1 オレタチセッカチ（牡5、田口輝彦厩舎）や、ひと息入ったあとですが地力秘める△7 シャドウフェアリー（牝6、川嶋弘吉厩舎）の一撃にも注意したいです。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　4⇔1・3・5・7（8点）
3連単（フォーメーション）　4→1・3・5・7→1・3・5・7　1・3・5・7→4→1・3・5・7（24点）

節分特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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