レース展望・予想

アップアンカーに勝機到来「門松特別」(名古屋競馬)

2015/01/06

1月6日(火)の名古屋競馬メイン第11レースは「門松特別」(A級2組、名古屋競馬場1600メートル)。

正月三が日に、恒例の重賞競走が3日連続で開催されたこともあって、準オープンは、小粒感の否めない構成に。しかし軸馬はしっかりしており、馬券は絞って勝負できそうです。

本命は勝機到来した◎2 アップアンカー(牡5、原口次夫厩舎)です。中央から転入した2戦のA級3b組特別で連続して2着キープ。初戦は直線でしぶとく追い込み、2戦目はゴール寸前の強襲に遭いましたが、積極的に中団からまくって勝ちにいった走り。ともに内容、見せ場も十分でした。前走で勝負付けが済んでいるメンバーが多い上、強力ライバルも不在。きっちり名古屋初勝利を仕留めたい。

相手探しがカギのレースですが、その筆頭候補は○4 ホウライナデシコ(牝4、藤ケ崎一男厩舎)。先行馬の宿命とも言えますが、強さとモロさが同居する典型的タイプ。しかし前走のようにハナを切って気分よく主導権を握ると、粘りには定評があります。A級昇格戦ですが同タイプが少なく、先行態勢を築きやすい構成利が魅力になります。

ひと叩き効果が見込めそうなのが▲3 リングランドムーン(牡4、瀬戸口悟厩舎)。中央から転籍初戦だった前走は半年ぶりの実戦のうえ、初ダートで割り引き材料が多い走り。見せ場少なく大敗に終わりましたが、動いた今回の稽古からもっと走っていい。変わり身に注意したいです。

まだスランプ解消といきませんが、得意の冬場を迎えた△6 レッドフェアリー(牡6、藤ケ崎一男厩舎)や転入2走目で上積みがありそうな△8 アトムオークス(牝4、坂口義幸厩舎)も連なら可能。

<おすすめの買い目>
馬単 2→3・4・6・8(4点)
3連単(1軸流し) 2→3・4・6・8(12点)

門松特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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