レース展望・予想

58kg克服でハルイチバンが軸「新春賞」(園田競馬)

2015/01/03

3日(土)の園田競馬メイン第11レースに重賞「第57回新春賞」(4歳以上ハンデ、園田競馬場1870メートル)が行われます。

◎11 ハルイチバン(牡5、平松徳彦厩舎)が58キロですが、3歳牝馬に逃げ切りを許した園田金盃の雪辱に燃えています。昨年は六甲盃の初タイトルなど9戦4勝、2着5回のオール連対でした。それだけに圧倒的な1番人気に支持された前走の金盃が悔やまれます。当日の不良馬場が影響したかもしれません。稍重は4戦2勝、2着2回、重は4戦1勝、2着2回、3着1回ですが、不良は5戦1勝、2着2回に7、5着です。今回も、稍重か重までなら力を出し切れると思います。ハンデを背負っているだけに先行策に出るでしょう。逃げたレースは10戦7勝、2着2回、3着1回です。

57キロ○10 エーシンクリアー(牡5、橋本忠男厩舎)が前走で佐賀・はがくれ大賞典以来の差し切りで復活気配です。園田金盃はハミ受け付近のナイラで回避、ややレース間隔が空きましたが乗り込み十分です。12年の2歳王(園田ジュニアカップ)、3歳時には笠松・岐阜金賞、昨年は前述したはがくれ大賞典と重賞3勝馬です。前走は向正面からスパートして、3コーナーで先頭に立っていたホクセツサンデーを直線で捕まえ、エリモアラルマの追い込みを3/4馬身抑えました。このレースから本来の動きが戻っているようです。

さて、園田金盃を逃げ切った▲8 トーコーニーケ(牝4、吉行龍穂厩舎)の取捨選択には迷いました。55.5キロのハンデも微妙です。前述したハルイチバン、内に52キロ・クリノチョモラーリがいては楽にハナは切れないでしょう。好位でモマれた時に若さが出そうです。

良馬場なら姫山菊花賞3着、園田金盃4着で54キロ☆4 シルクシンフォニー(牝6、山口益巳厩舎)の末脚が脅威です。園田金盃2着をハルイチバンと分けた(同着)兵庫クイーンカップ馬で55キロ△12 ラヴフェアリー(牝7、野田忍厩舎)も末脚が武器です。ほか、3連覇を狙う55.5キロ・ニシノイーグル(牡7、大石省三厩舎)、昨年の3歳王56キロ・トーコーガイア(牡4、吉行龍穂厩舎)などが続きます。

<おすすめの買い目>
馬単(ボックス) 11・10・8・4・12(20点)
3連単(ボックス) 11・10・8・4(24点)

新春賞の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・池永博省)


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