レース展望・予想

パワーローランに期待も混戦（園田競馬）

2014/12/18

18日（木）の園田競馬準メイン第9レースに、B1B2 3歳以上特別（園田競馬場1230メートル）が行われます。

◎12 パワーローラン（牡4、尾林幸二厩舎）が前走クビ差負けのウサ晴らし戦です。逃げるシャインメソッドを追う2番手の絶好の展開になりました。直線中程で先頭に立った時は人気薄の大殊勲星と思われました。最内をついた木村健騎手・サチノポピーは抑えましたが、外を伸びたタオルチャンにクビだけ捕まりました。6月のB2時にB1混合1230メートルで2番手から抜けてデュラビリティ（現B1）の末脚を抑えています。そして、9月の1230メートルB2・C1混合もクビ差でしたが、逃げたクリスタルカイザーを捕まえています。この1230メートルは兵庫に転入後4勝中の3勝（他の1勝はC2時）をマークして得意距離です。抜けた馬が不在のレース、好位をキープならB1昇級後の初勝利でしょう。

前走は主戦の田中学騎手が騎乗停止のために木村騎手が乗って前述パワーローランに先着を許した○9 サチノポピー（牝5、田中道夫厩舎）が園田の初勝利を狙います。もちろん今回は田中騎手です。デビューしたJRA1勝、名古屋、南関東に移籍して9月から兵庫所属です。6戦しましたが、2着2回、3着1回、4着3回（前走など）と着（5着以内）を外していない堅実駆けです。今回も好位をキープして直線で抜け出す作戦です。

5月以来ですが、JRA新馬勝ちなど実績では▲11 イチドラゴン（牡6、田中範雄厩舎）です。昨年4、5月にB1を連勝、休み前は2度目のA2を3、6、4着です。JRA時は480～496キロでしたが、転入後は馬体重が増えて最高は534キロでした。538キロだった8日の能力検査は好位を追走しましたが、直線で外に出して1分34秒3と平凡でした。馬体が絞れていれば、地力はあるだけに警戒しましょう。

相性がよい木村騎手（14戦4勝、2着4回、3着3回）が乗ってきた☆3 エクサイティング（牡5、荒山義則厩舎）、前走のJRA条件交流で5着善戦△1 マニッシュスマイル（牝5、飯田良弘厩舎）などが連対候補です。

＜おすすめの買い目＞
馬単（ボックス）　12・9・11・3・1（20点）
3連単（ボックス）　12・9・11・3（24点）

B1B2 3歳以上特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・池永博省）


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