レース展望・予想

ひと叩きされたジャングルスマイル「北國王冠」(金沢競馬)

2014/11/02

金沢競馬伝統の一戦「第62回北國王冠」(金沢競馬場2600メートル)が11月2日(日)のメイン第9レースで行われます。昨年はJBC開催もあって距離が2300メートルで行われましたが、再び金沢最長距離の2600メートルに戻って実施されます。

休み明けから強いパフォーマンスを見せた◎1 ジャングルスマイル(牡8、金田一昌厩舎)が人気を集めそうです。約4カ月半ぶりとなった前走は、北海道での放牧明けで仕上がりもまだ途上でしたが、フタをあけてみれば逃げた1番人気のトウショウバラードを4コーナーで並ぶ間もなく抜き去り、直線独走の強い勝ちっぷりでした。今春は勝てずにリズムを崩していましたが、改めて底力の高さを見せつけました。ひと叩きされた効果で追い切りの動きは素軽くなっており、ここ2年苦しめられたライバルのナムラダイキチが不在なら、3年ぶり2度目の北國王冠制覇が狙えます。

金沢3歳チャンプの○4 ケージーキンカメ(牡3、鈴木正也厩舎)が長丁場に挑んできました。前走の笠松で行われた岐阜金賞では、スタートで大きくつまずく不利があり後方追走の苦しいレース展開になりましたが、直線だけで4着まで追い上げてきました。この末脚の切れ味が戻ってくれば、古馬のトップクラス相手でも突き抜けるシーンは期待できます。

今季重賞3勝を挙げている▲9 セイカアレグロ(牡9、佐藤茂厩舎)も、ここまで金沢A級を引っ張ってきた自負を示したいところです。前走の白山大賞典JpnIIIは、JRA勢相手に好位でレースを運ぶ真っ向勝負に出て大敗を喫しましたが、地元馬同士なら見直しは当然です。

後半の追い上げ勝負に出る△7 マイネルリボーン(牡4、高橋俊之厩舎)や△8 ポセイドン(牡4、鋤田誠二厩舎)も長丁場を味方につければ上位進出のチャンスがあります。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 1⇔4・9(4点)
3連単(フォーメーション) 1→4・9→4・9・7・8 4・9→1→4・9・7・8(12点)

北國王冠の出走表はこちら

(文/中日スポーツ・瀬川剛司)


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