レース展望・予想

2000mへの延長で形勢逆転、古馬の頂点へニシノファイター「道営記念」(門別競馬)

2014/11/13

13日(木)、今季ラストナイトの門別競馬"Wメイン"第2弾は、第12レースに行われる、まさしくシーズンの掉尾を飾る今季の最終競走「第57回道営記念(エンパイアメーカー賞)」(H1・門別競馬場2000メートル・20時40分発走予定)、16頭立てです。

◎6 ニシノファイター(牡5、堂山芳則厩舎)は、前哨戦の前走・瑞穂賞でゴール寸前まで踏ん張りながら、ラスト20メートルで○7 ウルトラカイザー(牡6、林和弘厩舎)に差し交わされてしまったのですが、今回はそこから200メートル延びての10ハロン戦。この延長がどちらにより有利かということを検討すると、3歳時、王冠賞(2600メートル)を快勝して二冠を達成し、今季の同距離のステイヤーズカップ(H1)で同厩クラグオーの2着に踏ん張ったニシノファイターにより有利に作用するだろうとみます。もちろん、3歳で"佐賀の有馬記念"中島記念(2000メートル)を快勝した実績あるウルトラカイザーもマイナスに作用するわけではないものの、先に行って自分のラップを刻めるニシノファイターを上位にとった次第。もちろん、その◎をステイヤーズカップであっさり差し切った▲2 クラグオー(牡4、堂山芳則厩舎)も勝機をつかむ可能性は十分あるでしょう。

基本的には、この「3強」による争いとみますが、まとめて面倒を見るシーンがあるとすれば△10 シルクメビウス(牡8、角川秀樹厩舎)でしょう。2009年ジャパンカップダートGI2着を筆頭に、ダートグレード3勝、2010年の夏にはこの門別2000メートル(ブリーダーズゴールドカップJpnII)であのカネヒキリを4馬身もちぎり捨てた走りは、今もファンの皆さんの脳裏にシッカリと焼き付いているのではないでしょうか。相変わらず脚部不安との戦いが続き、今季もここまで1戦しか出来ていないということでハンデは大きいのですが、それすら超越してしまうパフォーマンスを発揮しうる大器であることに異論はないでしょう。

連対圏はここまでに絞り、あとは3連勝式のヒモ穴で上昇著しい×15 キタノイットウセイ(牡4、松本隆宏厩舎)、叩き上げの生え抜き重賞勝ち馬×1 グッドグラッド(牡5、高橋司厩舎)、いまも末脚衰えない古豪×14 ダイバクフ(牡9、佐藤英明厩舎)を取り上げます。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 6⇔7・2・10(6点)
3連単(フォーメーション) 6→7・2・10→7・2・10・15・1・14 7・2・10→6→7・2・10・15・1・14(30点)

道営記念の出走表はこちら

(文/ひだか応援隊)


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