レース展望・予想

相手弱化で巻き返す王冠賞馬スタンドアウト「ビオラ特別」（門別競馬）

2014/10/28

28日（火）の門別競馬メイン第12レースは「ビオラ特別」（A2・A3級、門別競馬場1800メートル・20時40分発走予定）、7頭立て。

3歳三冠ラスト決戦・王冠賞を圧勝した素質馬◎4 スタンドアウト（牡3、角川秀樹厩舎）の巻き返しに期待します。前走A1A2混合・リンドウ特別は好位追走からポジションを上げられず勝負処で後退し、久々に見せ場すら作れない敗戦を喫してしまったのですが、過去の戦績から不得意だろう可能性が高い不良馬場で持ち味を発揮できなかった面も。過去6勝のうち5勝までを（良）ないし（稍重）の馬場で挙げてきた一方で、（重）ないし（不良）の馬場では1勝、着外（6着以下）4回と厳しい成績。まだ気性的な若さが前面に出ている状況ながら安定感ある走りが魅力の、この馬とすれば、水気を多く含んだ馬場はパフォーマンスをそがれる大きな要因となってきたのは否めないでしょう。2走前ステイヤーズカップ快勝の、れっきとしたオープン馬クラグオー以下、ハイレベルなメンバーが揃っていた前走と比べて大いに相手関係が楽になった印象の今回なら、本来の形である先行（好位追走）から長い直線で抜け出す走りを見せてくれるものとみます。

○1 ネオリアライズ（セン6、原孝明厩舎）は序盤がたとえ速めに流れても、ハナを切って自ら主導権を掴んでいれば長い直線も踏ん張れるだけの能力を秘めています。五十嵐冬樹騎手の好騎乗で逃げ切った6走前のように、早めからどんどん行って後続に脚を使わせる逃げさえ打てれば、勝機も十分に開けてくることでしょう。1戦ごとに追い込みの脚がパワーアップしてきた▲6 ワイルドロジャー（牡5、村上正和厩舎）は前崩れの展開で出番が回ってきそう。これまた相手関係が楽になり、前走から100メートルの距離延長も味方になるだろう△5 コスモアジル（牡6、安田武広厩舎）、少頭数の大外で揉まれない先行策なら粘り込みに警戒必要な×7 ココロバ（牝6、田中淳司厩舎）も、展開次第で上位に食い込んでくるシーンがありそうです。

＜おすすめの買い目＞
馬単　4→1・6・5　1→4・6・5（6点）
3連単（フォーメーション）　4・1→4・1・6・5→4・1・6・5・7（18点）

ビオラ特別の出走表はこちら

（文／ひだか応援隊）


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