レース展望・予想

エスワンプリンス、サウスパシフィックが秋初戦「烏帽子岳特別」(佐賀競馬)

2014/09/20

20日(土)佐賀競馬メイン第10レースは「烏帽子岳特別」(A1A2級、佐賀競馬場1400メートル)。

◎3 エスワンプリンス(牡5、手島勝利厩舎)は、ここ2走はスプリント交流路線を進み、前々走の園田FCスプリント(6月19日、園田820メートル)を勝利しています。続く習志野きらっとスプリント(7月21日、船橋1000メートル)ではスタートで立ち遅れ、7着に終わりましたが、勝ち馬からは1秒0とそれほど大きくは離されませんでした。その後は休養を取り、秋の目標は笠松グランプリ(11月27日)の連覇です。休養明け初戦ですが、地元馬同士の1400メートル戦では負けられないところです。

○2 ズンダモチ(牡8、東眞市厩舎)は、前所属地の笠松では重賞を3戦していずれも掲示板外に敗れましたが、6月の佐賀転入後は準オープン格とオープン格のS2重賞を計2勝しています。今回はエスワンプリンスやサウスパシフィックらの佐賀一線級との対戦となりますが、この相手でも優勝争いに参加する力は十分ありそうです。

▲4 サウスパシフィック(牡5、東眞市厩舎)は、4月の佐賀転入後は4連勝で、5月の高千穂峰賞(1800メートル)ではエスワンプリンスにコンマ2秒差を付けて勝利しています。前走の吉野ヶ里記念(7月13日、1400メートル)では逃げたスイングエンジンを半馬身(コンマ1秒)とらえ切れず2着でした。こちらは中距離に適性が高く、九州大賞典や中島記念の秋冬のS1重賞で楽しみな存在です。

△1 マイネルパルフェ(牡6、山田義人厩舎)は、ここ4戦は勝ちきれていませんが、佐賀オープンでは力量上位の1頭です。ここでも上位争いへの参加は確実でしょう。

<おすすめの買い目>
馬単 3→2・4・1(3点)
3連単(フォーメーション) 3→2・4・1→2・4・1・7(9点)

烏帽子岳特別の出走表はこちら

この日の佐賀競馬では、スーパージョッキーズトライアル2014ワイルドカードの第1、第2戦が行われ、ポイント上位2名が10月6日に盛岡で行われる本戦第1ステージへ進出します。

第8レースは「ブロンズサドル賞(第1戦)」(C2級2組、佐賀競馬場1400メートル)。ドリームスクリーン(セン5、高知・永森大智騎手)は、C2級上位に上がってきたここ5戦は連続連対中です。ベストドロップ(牡4、川崎・山崎誠士騎手)は、前走のいて座特選(7月13日、1400メートル)では、後方のまま10着に敗れていますが、3走前と前々走では連勝しています。今回は先行馬が揃った一戦となり、キュウジツジュリア(セン4、名古屋・岡部誠騎手)やブラックレイン(牡5、佐賀・鮫島克也騎手)らの末脚の台頭にも警戒しておきたいところです。

第9レースは「ブロンズホイップ賞(第2戦)」(C1級2組、佐賀競馬場1800メートル)。ドリームルーツ(牡4、兵庫・田中学騎手)は、前走のセプテンバー特選(9月6日、1800メートル)が佐賀での中距離戦初出走でしたが、勝ち馬からコンマ5秒差の3着とまずまずの成績でした。ダイワボルドー(牡4、佐賀・鮫島克也騎手)は、C1級特選は今回が初挑戦。中距離戦はC2級特選で1750メートルを3戦して1勝、2着1回の好成績を挙げています。ゴールドウインド(牡4・北海道・岩橋勇二騎手)は、昨年10月の佐賀転入後のすべてのレースで掲示板内を確保し、C1級昇級後も4戦2勝の好成績です。鞍上の岩橋騎手は、鳥栖市出身で、01年に佐賀でデビューしました(03年に北海道移籍)。当地での久々の勝利まで十分狙える馬への騎乗となりました。

(文/上妻輝行)


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