レース展望・予想

実力上位スイングエンジン距離克服なるか「開聞岳賞」(佐賀競馬)

2014/09/07

7日(日)佐賀競馬メイン第11レースは「開聞岳賞」(オープン(A1級)、佐賀競馬場1750メートル)。

◎5 スイングエンジン(牡8、真島元徳厩舎)は、5月の佐賀転入後は2走連続2着のあと、3走目となる吉野ヶ里記念(7月13日、1400メートル)を逃げ切って、当地初勝利をS1重賞制覇で飾りました。前走のサマーチャンピオンJpnIII(8月19日、1400メートル)は後方のまま9着でしたが、相手関係が格段に違うだけに致し方ないところです。JRAでは11年後半以降、マイル以下のみ使われていましたが、それ以前に挙げた2勝はいずれもダート中距離戦でした。佐賀でも1400メートル戦のみ4戦し、中距離戦には久々の出走となりますが、このメンバー相手なら力で押し切ることも十分に可能でしょう。

○7 ディアフロイデ(牡6、土井道隆厩舎)は、ここ3走のオープン特別(S2重賞)で2勝、2着1回の好成績を挙げています。その3戦は吉野ヶ里記念やサマーチャンピオンの前後にあたり、相手関係にやや恵まれた感はありました。今回はサマーチャンピオンから2頭が参戦してきましたが、この距離でなら互角以上の戦いができそうです。

▲1 マイネルパルフェ(牡6、山田義人厩舎)は、吉野ヶ里記念ではスイングエンジンからコンマ2秒差の3着でした。同レースの1、2着馬が抜けた前走の大船山特別(7月27日、1400メートル)では勝利を期待されましたが、直線入口でリバーキャッスルに内から抜け出され、同馬からコンマ5秒差の3着に敗れました。しかし、2月の佐賀転入後は10戦すべてで3着以内を確保と安定して力を発揮しており、今回も優勝争いに参戦してきそうです。

<おすすめの買い目>
馬単 5→7・1 7→5・1(4点)
3連単(フォーメーション) 5・7→5・7・1→5・7・1・3(8点)

開聞岳賞の出走表はこちら

(文/上妻輝行)


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