レース展望・予想

理想的なローテーション、サクラリュウ「長月特別」（ばんえい帯広競馬）

2014/09/06

9月6日（土）のばんえい帯広競馬メイン第10レースには、「オッズパーク杯長月特別」（B2級-3・4組決勝）が行われます。

B2級-3組予選からは1着サクラリュウ、2着アアモンドジャンボ他2頭、B2級-4組予選からは、1着ピカイチ、2着サカノゴウケン他3頭からなる決勝戦。3組予選の勝ちタイムが640キロで1分48秒0、4組予選が640キロで1分43秒3と、タイム的には大差はありません。重量も予選時より40キロ前後増量となっていて、ひと波乱がありそうな決勝戦です。

◎8 サクラリュウ（牡4、金山明彦厩舎）670キロを本命に推します。B2級-3組予選1着馬です。タイム的にはB2級-4組予選の方が速かったものの、道中の流れは3組の方が厳しく、力量も上位といえます。一番理想的なのが、2走前が490キロで走り切る超スピードレースの稲妻賞で2着、前走が640キロの予選1着で、490キロ、640キロ、今回は特別670キロ。高重量戦を続けると、若馬には「重病み」といって、ばんえい競馬特有の悪影響が出る場合があるため、スピード競馬、特別戦というローテーションは理想的といえます。

○6 ピカイチ（牡4、金山明彦厩舎）670キロが対抗。平場戦2連勝中の好調馬です。やや対戦相手に恵まれた感はありますが、元々はスピードタイプだけに、今の馬場状態には一番相性が良いタイプといえます。

▲9 サカノゴウケン（牡5、田上忠夫厩舎）680キロが3番手です。相手なりの競馬しかできないタイプですが、力量的には大差ない▲です。

△4 ユウセンスピード（牡8、今井茂雅厩舎）680キロは近走では障害が切れずに苦戦していますが、前走3組予選で見せ場があり良化が見られます。

＜おすすめの買い目＞
馬単　8→6・9・4・7（4点）
3連単（フォーメーション）　8→6→9・4・7（3点）

オッズパーク杯長月特別の出走表はこちら

（文／小寺雄司）


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