1戦ごとに地力強化コルセア「イノセントカップ」（門別競馬）

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2014年9月
1戦ごとに地力強化コルセア「イノセントカップ」（門別競馬）

レース展望・予想

2014/09/18

18日（木）の門別競馬メイン第12レースは2歳スプリント重賞「第14回イノセントカップ（ヘニーヒューズ賞）」（2歳・H3、門別競馬場1200メートル・20時40分発走予定）、8頭立て。

史上初めて牝馬で3歳三冠制覇を成し遂げたクラキンコの半妹クラミネルヴァが残念ながら取り消し、8頭立てとなりましたが、展開次第でどの出走馬にもチャンスが生まれそうな興味深い顔ぶれ。いずれも順調に使われている面々だけに状態面の心配は少なく、とにかく発馬から道中のペースの速さ、展開などで大きく結果が変わってくる組合せでしょう。すなわち「断然の存在」は見当たらない訳ですが、展開面も加味して狙いたいのが◎5 コルセア（牡、原孝明厩舎・父デュランダル）。新馬（JRA認定フレッシュチャレンジ）2着の後、ゲート再試験などがあって出世街道に乗り遅れてしまったものの、8月以降完全に軌道に乗った形で3戦2勝。前走、自己条件の2歳4組では素質馬コンドルダンスの末脚に屈して2着でしたが、オープンのメンバーに入っても速力で見劣ることはないだろうことを印象づける走りでした。何せ新馬ハナ差2着時の勝ち馬は、後に栄冠賞（H2）を勝ち、JRA函館2歳ステークスGIII→すずらん賞（札幌）にも出走した牝馬ティーズアライズだったのですから潜在能力はかなり高いとみて間違いないでしょう。出脚もよく、序盤から自分でレースの流れを作れる点も、まだ若さが残る2歳馬の戦いにおいては、非常に大きな戦力になります。実績面では他馬に見劣る面があるのは確かも、上に挙げた要素を重視すれば「連軸視」との判断も決して無謀なものではないでしょう。

相手はオープン実績ある各馬。同じく1戦ごとに上昇中の○7 プレミアムトーク（牡、小野望厩舎・父トワイニング）と、前走牝馬重賞リリーカップでも追い込んで2着の▲4 ジュエルクイーン（牝、田中正二厩舎・父キンシャサノキセキ）が一応本線。先行策からの粘り警戒△2 タイセイスウォード（牡、田中淳司厩舎・父スウェプトオーヴァーボード）に△3 キタイノホシ（牡、角川秀樹厩舎・父サウスヴィグラス）、終い強烈×6 サクセスストーリー（牡、角川秀樹厩舎・父モエレプルトス）、ダッシュ力上位の×1 コールサインゼロ（牡、原孝明厩舎・父カネヒキリ）を3連勝式のヒモ穴で押さえます。

＜おすすめの買い目＞
馬単（マルチ）　5⇔7・4・2・3（8点）
3連単（フォーメーション）　5→7・4・2・3→7・4・2・3・6・1　7・4・2・3→5→7・4・2・3・6・1（40点）

イノセントカップの出走表はこちら

（文／ひだか応援隊）

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