レース展望・予想

ハクタイホウ初重賞に王手「ばんえい大賞典」(ばんえい帯広競馬)

2014/08/24

8月24日(日)のばんえい帯広競馬メイン第10レースに、3歳三冠の第1弾「ばんえい大賞典」(3歳オープン)が別定重賞で行われます。

最軽量が660キロのアサヒメイゲツ、アアモンドセブン、670キロがキサラキク。680キロがカイシンゲキ、シンザンボーイ他2頭。トップハンデ690キロがハクタイホウ他2頭からなるメンバー構成ですが、週末の天気が不安定で難解な重賞競走といえます。

◎9 ハクタイホウ(牡、久田守厩舎)を本命に推します。格付けはB1級-1組でトップハンデの690キロでの出走です。上下差は30キロありますが、デビュー時からそのスピードと障害力には定評があり、2歳シーズンに10勝を挙げている快速馬です。常にハンデ頭の厳しいレースが続き、特に重賞競走では、ナナカマド賞3着、ヤングチャンピオンシップ4着、イレネー記念2着と無冠に終わっています。2歳時に賞金を稼いだ馬は、明け3歳時には相手関係も厳しく、なかなか勝ち切れないケースが多い中で、今季は、すでに3勝を挙げていて好調を持続しています。今回の690キロは、640キロ前後で勝ち負けしているハクタイホウには恵まれた感もあり、念願の初重賞制覇が期待されます。

○2 カイシンゲキ(牡、槻舘重人厩舎)が対抗です。昨シーズンは、オープンの壁が厚く、重賞に出走することなく終わりましたが、それが逆に好結果に繋がったのか、今季は10戦4勝、2着5回、3着1回の好成績を挙げています。1回催休養して挑む今回は正念場です。

▲6 シンザンボーイ(牡、坂本東一厩舎)が3番手。3連勝中と好調で、今回はベテラン大河原騎手のテン乗りに期待します。

<おすすめの買い目>
馬単 9→2・6・7(3点)
3連単(フォーメーション) 9→2→6・7(2点)

ばんえい大賞典の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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