レース展望・予想

地元の牝馬同士なら実力上位タッチデュール「コスモス賞」(名古屋競馬)

2014/08/06

8月6日(水)の名古屋競馬メイン第10レースは、「コスモス賞」(A級牝馬、名古屋競馬場1400メートル)。9月15日に行われる秋桜賞のトライアルです。

◎9 タッチデュール(牝5、笹野博司厩舎)は、連闘か中1週での強行軍が続きますが、暑さが厳しくなっても前々走の金沢スプリントカップ2着、前走の兵庫サマークイーン賞3着など善戦を続けています。追い込み脚質で、2走前は1400メートルでの好走でしたが、直線が長くコーナーが緩い金沢コースが向いた印象もあり、同じ距離でも名古屋に替わるのは微妙な感もあります。とはいえ、東海地区の牝馬限定で、しかも女王ピッチシフターが不在であれば、実力上位は確か。主役は譲れません。

○8 マザーフェアリー(牝5、藤ケ崎一男厩舎)は、目下5連勝中と絶好調。時計がかかる馬場状態だった前開催のA級2組特別でも、普段通りの末脚を生かす競馬で勝ち切るあたり、3歳1月には新春ペガサスカップを制した実力馬が、いよいよ本格化をうかがわせます。6連勝の可能性もありそうです。

▲6 ブレーヴスキー(牝6、今津博之厩舎)は、名古屋1400メートルでは2戦2勝と得意にしています。うち1勝はA級2組で、これくらいの実績があれば通用しそう。1900メートルで牡馬の強豪が相手だった前走・名港盃(9着)を度外視して狙ってみたいところ。逃げもある先行策で、秋桜賞への切符をつかむかもしれません。

△11 パリーナチャン(牝5、川西毅厩舎)は、メンバー中で、名古屋1400メートルの最速タイム(1分27秒3)を保持しています。勝利で飾った前走の笠松・A級4組特選からひと息入りましたが、適距離のここを狙ってきた感もあります。

前開催のA級3組特別で後続を離して一騎打ちを繰り広げた△4 エーシンフルハウス(牝5、瀬戸口悟厩舎)、△2 ユーセイクインサー(牝4、倉地学厩舎)が押さえです。

<おすすめの買い目>
馬単(マルチ) 9⇔8・6・11(6点)
3連単(フォーメーション) 9→8・6・11→8・6・11・4・2 8・6・11→9→8・6・11・4・2(24点)

コスモス賞の出走表はこちら

(文/サイツ)


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