レース展望・予想

A3組なら巻き返し濃厚スガノタイトル「冨来八朔祭り特別」（金沢競馬）

2014/08/19

8月19日（火）に行われる金沢競馬のメインレースは、第12レースの「冨来八朔祭り特別」（A3組、金沢競馬場1400メートル）です。

前回A2組を走ったメンバーは先週から連闘になるため休場が相次ぎ、6頭立ての少頭数になってしまいました。それでも出走してきた◎5 スガノタイトル（牡5、金田一昌厩舎）は引き続き好調なようです。1500メートルのA2組だった前走はスタートで出遅れてしまい、後方からメンバー中最速の上がりタイムで追い上げたものの6着が精いっぱいでした。再転入初戦からいきなり追い込みを決めたA3組なら巻き返すチャンスは十分で、少頭数で追走も楽になることからV奪回が期待できます。

○1 マーベラスキング（牡7、黒木豊厩舎）は前走のA2組で5着とスガノタイトルに先着しています。全盛期から見れば力の衰えは否めませんが、掲示板を外さない走りは続けています。今回の顔ぶれなら楽な先手が見込め、内枠から主導権を握って追撃をしのげば、スガノタイトルと際どい勝負に持ち込めそうです。

▲6 アイラヴキャンディ（牝7、奥高平厩舎）は4年ぶりに金沢へ戻ってきました。前戦地の南関東ではC3級で4勝と目立つほどの活躍はありませんでしたが、金沢にいた3歳時には6勝を飾って、サラブレッド大賞典を勝って水沢のダービーグランプリで2着だったナムラアンカーと好勝負していました。いきなりのA3組は条件的に厳しそうですが、少頭数なら復調のきっかけをつかむことができそうです。

先行できれば変わりそうな△2 トワイライトゾーン（牝4、黒木豊厩舎）や、差し脚堅実な△3 ベニバナクィーン（牝5、鈴木長次厩舎）も一応の警戒が必要です。

＜おすすめの買い目＞
馬単　5→1・6　1→5・6（4点）
3連単（フォーメーション）　5・1→5・1・6→5・1・6・2・3（12点）

冨来八朔祭り特別の出走表はこちら

（文／中日スポーツ・瀬川剛司）


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