レース展望・予想

星雲賞Vグッドグラッド、自己条件では負けられない「NOSAI日高特別」(門別競馬)

2014/07/10

10日(木)の門別競馬メイン第12レースは「NOSAI日高特別」(A2-2~B2-1組、門別競馬場1800メートル・20時40分発走予定)、9頭立てです。

前走星雲賞(H2)で重賞初Vを成し遂げたグッドグラッドのように、昨今はA1条件の枠を超える番組賞金を有する馬=いわゆる「オープン馬」、でなくとも重賞出走の常連となっている馬たちが多いのですが、ここに出走のグッドグラッド、カネマサゴールドが今回は当てはまります。ともに得意の外枠が当たり、レースは順当にこの2頭の追い比べになる可能性が高そうです。

◎8 グッドグラッド(牡5、高橋司厩舎)は2歳戦線でデビューできず、明けて翌春、3歳でデビューしたホッカイドウ生え抜きの5歳馬。賞金の高いレースが多い2歳でデビューして古馬重賞勝ちまで駆け上がる馬たちはもちろん多いわけですが、このグッドグラッドのように賞金の安い条件戦から一歩ずつ上がって行かざるを得ない3歳デビューで、古馬重賞勝ちまで昇り詰めたケースは、少なくとも近年では例がありません(当方の記憶違いでなければ...)。一度強いメンバーと対戦すると、次戦ではもう、その厳しい流れに対応してしまう「適応力」に優れており、格上げ初戦の成績が芳しくなくても次で巻き返してくるケースが多いタイプ。いよいよ上がるところまで上がってきて、地元馬同士ならもう、流れへの対応に苦労する懸念もほぼないことでしょう。ここは内枠勢に前へ行きたいタイプがそろって展開もお誂え向きになりそう。末脚は確実で、前走の重賞Vに続く2連勝が濃厚とみます。

○9 カネマサゴールド(セン7、堂山芳則厩舎)は、7月末に組まれている赤レンガ記念(H2)を一昨年優勝、昨年2着。この時期はより動きますし、前走まで3戦続いた2着は、ジリ脚なのに早めに先頭に立つと遊んだりバカついたりする気性面の難しさが災いして勝負どころで主導権を握れなかった結果。7歳になって幾らか末脚の威力が鈍ってきた印象もありますが、相手が強くなれば勝負どころでその強敵が動くのに合わせて付いて行けば良いだけなので、この馬には逆にレースしやすい格好になるはず。要するに、ここはグッドグラッドの外に合わせて付いて行き、内の各馬を直線で片付けての追い比べになる可能性が高いということです。

伏兵陣では、JRA1000万円以下条件から今回転入初戦の▲3 シルクプラズマ(牡6、山口竜一厩舎)が不気味な存在ですが、△2 テストマッチ(牡5、田中淳司厩舎)、△7 ビーミーショー(牡5、堂山芳則厩舎)らは3着のヒモ穴候補という見立て。3連単はフォーメーションがベターでしょう。

<おすすめの買い目>
馬単 8→9・3 9→8・3(4点)
3連単(フォーメーション) 8・9→8・9・3→8・9・3・2・7(12点)

NOSAI日高特別の出走表はこちら

(文/ひだか応援隊)


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